元交際相手の性的な画像などをネット上に流出させる「リベンジポルノ」に罰則を設ける法案が11月18日、衆院で全会一致で可決された。参院へ送られ、可決・成立する見通し。 法案は「私事性的画像記録の提供被害防止法案」で、自民党などを中心とした議員立法。電子データなど「私事性的画像記録(物)」について、 (1)第三者が撮影対象者を特定することができる方法で、私事性的画像記録(物)不特定もしくは多数の者に提供または公然と陳列した場合に「公表罪」を設け、3年以下の懲役または50万円以下の罰金とする。 (2)(1)の行為をさせる目的で私事性的画像記録(物)を提供した者(例:LINEなどによって拡散目的で特定少数者に提供)に「公表目的提供罪」を設け、1年以下の懲役または30万円以下の罰金 ──とする。それぞれ親告罪。 本人が第三者に見られることを認識した上で撮影を許可した画像(アダルトビデオなど)は除かれ