中国・天津(Tianjin)そばの中新天津生態城(Sino-Singapore Tianjin Eco-city)にあるソーラーパネル(2012年6月11日撮影)。(c)AFP/Ed Jones 【4月29日 AFP】気候変動問題で、中国は米国と並ぶ世界の指導的立場を急速に確立しつつあるとする新たな研究報告が29日、発表された。同時に報告書は、世界の温室効果ガス排出量が強い増加を続けていると警告している。 オーストラリアの独立機関、気候委員会(Climate Commission)が出した「重大な10年:気候変動に関する国際的行動(The Critical Decade: International Action on Climate Change)」は、過去9か月の各国の行動の概要を示している。報告書は、ドイツのボン(Bonn)で気候変動問題の対策強化についての国連(UN)会議──手続き