ソマリア飢饉、2年で約26万人が死亡 半数は幼児
ソマリアの首都モガディシオ（Mogadishu）の病院のベッドに横たわる栄養失調の赤ちゃん（2013年4月24日撮影）。(c)AFP/Carl de Souza 【5月2日 AFP】国連食糧農業機関（Food and Agriculture Organization、FAO）と飢餓早期警報システムネットワーク（FEWS NET）は2日、北アフリカのソマリアで2010～12年に約26万人が飢餓のため死亡したとの報告書を発表した。半数は5歳未満の幼児だという。 2011年にソマリアを襲った干ばつによって起きた飢饉の被害について、科学的手法に基づく統計が出されたのは今回が初。報告書によると「2010年10月～12年4月に、飢饉と食料不足のため約25万8000人が命を落とし、このうち13万3000人が5歳未満の幼児だった」という。 飢饉は2011年7月にソマリア南部のバクールなどで宣言され、すぐに
シリア政府軍が南部の町を総攻撃、57人死亡 人権監視団
シリア北部アレッポ（Aleppo）で市街を巡回する反体制派戦闘員（2013年4月11日撮影、資料写真）。(c)AFP/DIMITAR DILKOFF 【4月12日 AFP】シリア人権監視団（Syrian Observatory for Human Rights）の11日の発表によると、シリア南部ダルアー（Daraa）県で10日、政府軍が2つの町を総攻撃し、少なくとも57人が死亡した。犠牲者の内訳は子ども6人、女性7人、反体制派戦闘員16人、身元が特定できない男性16人、および政府軍兵士12人で、戦闘や砲撃、処刑によって死亡したとされている。 同監視団のラミ・アブドル・ラーマン（Rami Abdel Rahman）代表がAFPに語ったところによると、攻撃前日の9日、ダルアーの政府軍施設に駐屯していた12部隊ほどが反体制派に加わるため離脱し、これら2つの町がある地域に潜伏した。政府軍は翌日に攻
エリザベス女王は「最も記憶に残るボンドガール」
英国のエリザベス女王（Queen Elizabeth II）に4日、長年にわたる英映画・テレビ界への貢献をたたえ、英国映画テレビ芸術アカデミー（British Academy Film and Television Arts、BAFTA）から名誉賞が贈られた。4日、ウィンザー城（Windsor Castle）で行われた授賞式では、BAFTAのジョン・ウィリス（John Willis）会長が、女王を「最も記憶に残るボンドガール」と評した。 エリザベス女王は昨年のロンドン五輪開会式で披露された短編映像に、ダニエル・クレイグ（Daniel Craig）氏が演じるジェームズ・ボンド（James Bond）とともに出演した。 写真は、ウィンザー城でBAFTA賞を授与されたエリザベス女王（2013年4月4日撮影）。(c)AFP/STEVE PARSONS 【4月5日 AFP】英国のエリザベス女王（Qu
アーセナルのディアビー、最大9か月の離脱へ
サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13（UEFA Champions League 2012-13）グループB第1節、モンペリエ（Montpellier HSC）対アーセナル（Arsenal）。ドリブルでボールを運ぶアーセナルのアブ・ディアビー（Abou Diaby、2012年9月18日撮影）。(c)AFP/PASCAL GUYOT 【3月29日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル（Arsenal）は28日、所属するアブ・ディアビー（Abou Diaby）が左膝の前十字靱帯を断裂し、最大で9か月の離脱を余儀なくされると発表した。 フランス代表に選出されている26歳のディアビーは27日の練習中に負傷し、手術を受けることになった。 クラブは、「アブ・ディアビーは27日の練習中に左膝にけがをし、その後の検査の結果、前十字靱帯の断裂が確認された。専門医と話し合った結果、アブは
米ノースダコタ州、全米で最も厳しい中絶禁止法律が成立
米ワシントンD.C.（Washington D.C.）で、米国全土で妊娠中絶を合法化した判決から40年にあたって同判決に抗議し、中絶反対を呼びかけるデモ参加者（2013年1月25日撮影、資料写真）。(c)AFP/Brendan SMIALOWSKI 【3月28日 AFP】米ノースダコタ（North Dakota）州で26日、米国で最も厳しい中絶禁止法が成立した。 胎児の心拍が聞き取れるようになって以降の中絶を全面禁止する法律で、ジャック・ダルリンプル（Jack Dalrymple）知事（共和党）が法案に署名して成立した。胎児の心拍が聞こえるようになるのは一般的に妊娠6週目ごろで、このころは女性がまだ妊娠に気づいていないことが多い。 また法律は、レイプや近親相姦による妊娠や、母体の健康に危険がある場合、胎児異常により結果的に胎児を失う恐れがある場合でも中絶を認めない。 中絶禁止法に合わせて、
プレーオフ目指すレイカーズのワールドピースが負傷
12-13NBA、ゴールデンステイト・ ウォリアーズ（Golden State Warriors）対ロサンゼルス・レイカーズ（Los Angeles Lakers）。シュートを狙うロサンゼルス・レイカーズのメッタ・ワールドピース（Metta World Peace、2013年3月25日撮影）。(c)AFP/Getty Images/NBAE/Rocky Widner 【3月28日 AFP】米プロバスケットボール協会（NBA）のロサンゼルス・レイカーズ（Los Angeles Lakers）は27日、所属するメッタ・ワールドピース（Metta World Peace）が左ひざを負傷し、無期限で戦線離脱することを発表した。 ワールドピースは、25日にレイカーズが103-109で敗れたゴールデンステイト・ ウォリアーズ（Golden State Warriors）との試合中に外側半月を損傷。検査
14歳少女が遺体で見つかる、5匹のイヌが襲撃か 英国
英ロンドン（London）の中心街に立つ警察官（2012年2月11日撮影、本文とは関係ありません）。(c)AFP/LEON NEAL 【3月27日 AFP】英国の住宅で26日、凶暴な5匹のイヌに襲われたとみられる14歳の少女の遺体が見つかった。 警察当局の声明によると、通報を受けてイングランド北西部マンチェスター（Manchester）に近いアサートン（Atherton）の住宅にかけつけた警察官は、死亡した少女の遺体を発見し、「攻撃的で手のつけようのない複数のイヌ」と遭遇した。 警察官はブルマスチフとスタッフォードシャーブルテリアとされるイヌ4匹を安楽死させ、別の1匹を住宅内で捕獲したという。少女はこの住宅を訪問していたとみられているが、住宅内には少女以外は誰もいなかった。 グレーターマンチェスター警察のマーク・ケニー（Mark Kenny）警視は「きわめて痛ましい事件」とする声明を発表し
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