さて、研究者の皆様におかれましては、【科学研究費補助金】の申請書作成がいろいろな意味で終了したころではないかと思います。かくいう私も、いろいろな意味で終了しました。良くあることなのですが、「来年こそはがんばろう」、という思いを強くしたに違いありません。 そんな研究者の皆様に、今回は、 「申請書はどうのように書くべきか」 ではなく、審査員の経験者であるapoptosisが、 「審査員は申請書のどんなところを気にするのか」 について何となくつぶやいてみたいと思います。 いきなりこんなことを言うのも何ですが、ケムステスタッフは非常に若い研究者がそろっています。しかも研究力もすばらしい人たちばかりです。そのため、ケムステの記事をお読みいただくことによってケムステスタッフの研究哲学を学ぶことができ、読者の皆様の申請書を作成する力がアップするのは間違いありません。事実、ケムステスタッフの中でおそらく一