白人ラッパーのマックルモア(Macklemore)による同性愛や同性婚について歌った“Same Love”が2013年に大ヒットを記録し、R&Bシンガーのフランク・オーシャン(Frank Ocean)や女性ラッパーのエンジェル・ヘイズ(Angel Haze)といった若手がカミングアウトをするなど状況は変わりつつあるが、今なお根強いとされるヒップホップ界におけるホモフォビア(同性愛嫌悪)。これについて、自身の性的指向をオープンにしているラッパーたちが語っている。 アメリカでは今年1月からスタートし、9話連続視聴率アップという史上初の快挙を成し遂げている人気ドラマ『Empire 成功の代償』(日本では3月11日から放送スタート)において、テレンス・ハワード演じる主人公ルシウスの次男で、ドラマの主要人物のひとりであるジャマルが同性愛者であるという設定も話題を呼ぶ中、音楽チャンネルのVH1が、ヒッ
輪島裕介『創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』を読んだ。 超面白い。 内容はタイトル通り、「演歌=日本の心」っていう図式は、「伝統の創造」じゃないの?、それって昔っからじゃなくて「最近」できたものじゃないの?、って内容である。 創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書) 作者:輪島 裕介発売日: 2010/10/15メディア: 新書 「ヨナ抜き」も。 「ヨナ抜き五音音階」は、大正期にきわめて近代的な意識に基づいて生みだされた和洋折衷の産物 (63頁) 演歌といえば「ヨナ抜き」であるが、なんと、これも和洋折衷の結果だという。 「カチューシャの唄」の作曲者・中山晋平が、伝統的な民謡音階と西洋の長音階の折衷としてヨナ抜き長音階を生み出した。 じっさい、邦楽由来だか唱歌にはない「ユリ」の技巧などが、「カチューシャの唄」には使用されている。 都はる
その後バンドは映画「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」の主題歌「HERO」のX JAPANバージョンやSUGIZO(G, Violin)作曲の「Beneath the Skin」など新曲もプレイ。さらに「Rusty Nail」や「FOREVER LOVE」、「紅」などの代表曲を披露し、オーディエンスを熱狂の渦へと誘った。 アンコールで登場したYOSHIKIは「4歳でToshlと出会い、14歳でXを結成して、東京でPATA、HIDE、TAIJIと出会い、いつかアメリカで、そして世界で通用するバンドになると誓いました。今日も心の中でみんなで一緒に演奏しました。まだ夢の途中でX JAPANの翼は傷だらけだけど、ファンの皆さんが応援してくれる限りがんばります」と涙ながらに語る。その後届けられた「ENDLESS RAIN」では会場中から大合唱が起こり、アンコールは感動的に締めくくら
近年、コアな音楽ファンや若手を中心に人気再浮上中のアナログレコード。巨大なアメリカ音楽産業でも音楽ストリーミングサービスと並び、音楽好きを引き寄せるメディアとして高い注目を集めています。この人気復活のアナログレコードですが、実はレコードショップでは購入されていない事実が明らかになりました。 全米展開のセレクトショップ・チェーン「アーバン・アウトフィッターズ」(Urban Outfitters)が、アナログレコード販売では世界最大であると関係者が発言しました。 アーバン・アウトフィッターズのチーフ・アドミニストレーティブ・オフィサーのカルビン・ホリンジャー(Calvin Hollinger)は、 アーバン・アウトフィッターズのお客さまにとって音楽は非常に非常に重要です。実際には、私達は世界最大のヴァイナルの売り場です。 とアナリストとのミーティングで明らかにしたそうです。 アーバン・アウトフ
10月31日からスタートする3度目のワールドツアー「Perfume WORLD TOUR 3rd」で初のアメリカ公演を行うPerfumeが、EDMの老舗レーベルAstralwerksから全米デビューすることが決定した。 Astralwerksは1993年にアメリカ・ニューヨークで設立され、1990年代半ばのエレクトロミュージックブームを作ったレーベル。過去にThe Chemical BrothersやFatboy Slim、Kraftwerk、デヴィッド・ゲッタ、カイリー・ミノーグ、Pet Shop Boysなど世界的な大物たちが在籍していたこともあり、また現在もSwedish House Mafia、Deadmau5、ポーター・ロビンソンなどEDM系のアーティストたちが所属している。 市場規模が約1.5兆円だと言われ、現在ヒップホップに続く一大ジャンルとなっているアメリカのEDM。そのシ
BBC News - 20 of your songs that changed the world モーリさんのツイートで知った記事だが、「曲に世界を変える手助けができるだろうか?」という問いに対して読者からたくさん寄せられたお便りを紹介したものである。 スペシャルズの "Free Nelson Mandela" 、ジョーン・バエズの "We Shall Overcome"、U2 の "Sunday Bloody Sunday" など政治的な曲が多く、他にも現在ではスタンダードになってる名曲が入っているが、ワシントンDCに住むジョン・テイラーさんが坂本九の「上を向いて歩こう」を挙げていて、おっとなった。 日本の「上を向いて歩こう」(1961年)という歌は――アメリカやイギリスではどういうわけか「Sukiyaki」(1963年)の名前で知られるが――かつての敵に対するアメリカ人の姿勢を、政
エアロスミスのジョーイ・クレイマー(Dr)は、もはやアルバムを作ることに意義を見出せないそうだ。 ◆エアロスミス画像 彼は『Ultimate Classic Rock』にこう話した。「アルバムを作るって素晴らしいことだと思うよ。でも“なんで、わざわざ?”って気もする。売れないし、なんにもならない。(制作費を)払ってくれるレコード会社なんてないから、自分の懐から出すしかない。特に、契約のないフリー・エージェントである今の俺らにしてみれば」 「かつて、俺らはアルバムでたくさんの金を稼いでいた。今はツアーが収入源だ。アーティスト的には、アルバムを作るのは楽しいし、素晴らしいことだと思う。でも、なにかの役に立つかって言われたら、わからない。この前のアルバムから判断するに、いまいち、やる理由が見出せない」 エアロスミスは2012年、8年ぶりにスタジオ・アルバム『Music From Another
DrillSpinは事業構造の検討を行なうため、 現在、すべてのコンテンツページが 非表示となっております。 表示再開までしばらくの間お待ちください。 2018年6月29日 DrillSpin
自身の新曲、Berzerk のPRの一環としてフットボールのハーフタイムに生放送に出演していたエミネム。インタビューの内容や、あまりにもおかしいエミネムの様子に、アメリカでは物議をかもしているようです。 開始早々に、虚ろな目で口を半開きにしながら体を揺らすエミネムは完全にキマってます。 「リック・ルービンがプロデュースしたみたいだけど、マーシャル君(エミネム)も一緒にやったの?」 と聞かれると、ようやく我に返り 「ああいや、ごめん、生放送ね、生放送だとどうもビビっちゃって。ごめん、質問なんだっけ?」 と、なんとか回答。 ブレーク明けの1分20秒頃からは、 「11月にアルバムが出るわけだけど、新しいアルバムの中で一番エキサイティングなのはどんなとこ?」 と聞かれ、まさかの "Nothing(ないね)" その後言葉を続けるも、 「いや、11月の5日に発売なんだけど、それを終わらせるのが一番エキ
今ネット上であるブログが話題になっている。 柴那典さんの《浮世絵化するJ-POPとボーカロイド 〜でんぱ組.inc、じん(自然の敵P)、sasakure.UK、トーマから見る「音楽の手数」論》がそれだ。 僕も話題になっているので読んでみたが。 認識にいろいろツッコミ所があり、また結論ありきの文章にしか思えなかった。 そもそも前提として提示される「アメリカやイギリスで生まれた新しい音楽のスタイルが少し遅れて日本でも花開く。そういうムーブメントのあり方が当たり前だった。でも、00年代以降、そこが切り離された。」まずこの前提が大間違いであり、この前提にしても結論ありきの前提としか読めず、これで一気に萎えた。 ここでガラパゴス化ということについて書き進めてみるが。 日本の音楽においてガラパゴス化が観測され始めたのは、70年代頭。海外の音楽を下敷きにした人たちの音楽を下敷きにした人たちというのが出て
» ニューヨーク電車内で起こった「即興サックスバトル」がカッコよすぎて世界が大興奮! 海外の声「これは伝説になる」 特集 あるバトルがカッコよすぎると、現在海外のネット上で大きな話題になっている。その世界が注目するバトルとは、2013年3月31日に、大都市ニューヨークの地下鉄電車内で起こった「即興サックスバトル」である! 動画「SAX BATTLE IN NYC SUBWAY」にその熱いバトルが収められているのだが、これが本当に! 本当に!! しびれるほどカッコイイ! 動画冒頭にはまず、車両の反対側でサックスを演奏する一人の男性が映し出される。 そのサックス演奏に触発され、動画撮影者の目の前にいるもう一人のサックス演奏者が対抗心メラメラに立ち上がる。そしてここから、乗客全員から大歓声を引き起こす史上最高のサックスバトルが始まっていくのだ! ニューヨーク電車内で起こったこの即興サックスバトル
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