世の中に、時間の使い方に関する情報は溢れている。ネット上では、時間に関するライフハック記事が日々量産されているし、本屋を覗けば、時間の使い方に関する本がビジネス書コーナーに山積みになっている。 しかし、実際のところ、これらを実践できたとしても、「時間に追われている感覚」から逃れることは難しいのではないかと僕は思う。自分の時間を作り出すために、日々の活動はものすごく忙しないものになるし、やっと捻出した自分の時間についても、「時間を無駄にしない」意識が働いて、焦りのような感情を払拭できないまま過ごしてしまうということはよくあることだ。いわゆる「時間の使い方がうまい」人でも、日々時間に追われている感覚から完全に開放されているとは到底思えない。 この時間というものの考え方について、見田宗介『社会学入門 ――人間と社会の未来』に、はっとさせる記述があったので、引用して紹介したいと思う。 たとえばバ
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