「覚悟はしていたが、2000万円近く税の負担が増える。考え直さないと」。埼玉県で駐車場などを経営する新井輝雄(53)は今、相続対策の見直しに余念がない。1月24日、自民党が発表した税制改正大綱では相続資産で税がかからない基礎控除の部分が大幅に縮小された。80歳を過ぎた母から相続を受ける際は大きな影響が出る。「孫に教育資金を贈与する場合は1500万円まで無税になったよ」。そう伝えると母親は「よ
2013年をどう生きるか、直木賞作家・石田衣良さんに聞く。テーマは経済。「どん底から見える日本の希望」について語ります。(聞き手=フリーライター・神田憲行) * * * --今年の経済、景気はどう見ますか。 石田衣良:まあ、大底、どん底の年になると思いますよ。円安にするのはいい手ではありますけれど、輸出企業がどんなに儲かっても、将来が暗いので経営者も怖くて給料をあげてくれませんよ。賃金そのままでモノの物価だけが上がるので、みんなの生活が苦しくなる。我慢の1年ですね。 --なにが問題だと考えていますか。 石田:少子化で人口が減っていることと、世界で売れる製品が作れなくて、日本人ひとりひとりの稼ぐ力が落ちていることです。解決するには恋をして結婚して子どもを作り、コツコツと目の前の仕事をこなしていくしかないですね。 --日本の家電メーカーがのきなみピンチですもんね。 石田:象徴がダイソンとルンバ
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