フランス・イゾン(Izon)で子犬と遊ぶ男の子(2006年6月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/MICHEL GANGNE 【7月9日 AFP】犬が飼われている家庭で育つ赤ちゃんは、感染症や呼吸器疾患にかかるリスクが減るとの調査結果が、9日の米小児科専門誌「ペディアトリクス(Pediatrics)」に掲載された。 論文ではこの理由について詳しく説明していないが、毎日ある程度の時間を屋外で過ごす犬が周りにいることで、生後1年内の赤ちゃんの免疫力が高まる可能性があるとしている。 猫でも同様の可能性が示されたが、その効果は犬より弱いようだ。 フィンランドのクオピオ大学病院(Kuopio University Hospital)が行ったこの調査は、親が生後9~52週目に健康記録を取り続けた子ども397人を対象に行われた。 その結果、犬や猫が飼われている家庭の赤ちゃんは、せき、喘鳴(ぜんめい)、