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ブックマーク / ohnosakiko.hatenablog.com (27)

  • 旭日旗というキッチュと「私を傷つけたものを思い出させるな」 - ohnosakiko’s blog

    MoMA(ニューヨーク近代美術館)で開催中の『TOKYO 1955−1970:新しい前衛』展で、旭日旗のイメージが使われている横尾忠則の作品が展示され、同展の広告としても使用されていることに、在米韓国人団体が抗議している。 MoMAに展示された横尾忠則氏の作品、韓国で物議に|MSNトピックス 在ニューヨーク韓国人団体「横尾忠則作:戦犯旗」を展示したニューヨーク近代美術館に謝罪と賠償を求める:Birth of Blues(ざっと見た中では一番詳しい) 韓国系住民ら旭日旗撤去求め抗議 NY美術館 - MSN産経ニュース 戦時中のニュース映像などでよく目にする旭日旗は、日帝国海軍の軍艦旗として戦前まで使用されていた。Wikipediaによれば制定は明治22年だが、既に明治3年に帝国陸軍の軍旗として定められていたものを模倣したらしい。戦後は昭和29年に旧帝国海軍と同じ規格のものが、自衛艦旗として

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  • 退屈で倒錯した話 - 「森美術館・会田誠展への抗議」問題についての雑感 - ohnosakiko’s blog

    (↓多数のブクマの内容も興味深いので、関連記事のエントリーページを貼っておきます) はてなブックマーク - 森美術館問題|ポルノ被害と性暴力を考える会 はてなブックマーク - 森美術館への団体抗議文|ポルノ被害と性暴力を考える会 はてなブックマーク - PAPSが森美術館「会田誠 天才でごめんなさい」展に抗議 - Togetter はてなブックマーク - 会田誠さんと「ポルノ被害と性暴力を考える会」について はてなブックマーク - 『会田誠 天才でごめんなさい』展への抗議関連の議論 - Togetter 上記以外でもいろいろな論点が出てきているので、ここではなるべくそれらと違うことを書きたいと思うが、重なるかもしれない(この記事はどちらかの立場を支持することを表明するものではありません *1 )。 会田誠個展にはまだ行っていないけれども、「問題」となっている一連の作品は10年以上前にアート

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  • ダニエル・クレイグとうちの猫 - ohnosakiko’s blog

    昨年の暮れのことだが、007を観たショーン・コネリーファンの友人が、「なんでダニエル・クレイグあんなに人気あるんだろうねぇ、ジャガイモみたいな顔なのにさ」と言った。 ジャガイモ‥‥‥それは酷い。でも言い得て妙か。 なかなか美味しそうなベイクドポテトですね。 たしかにダニエル・クレイグは、港で石炭の袋担いでいるか、ジムでサンドバッグ殴っているのが似合いそうなイギリスの労働者階級顔だ。少なくとも歴代のボンド俳優のような、貴族的雰囲気漂う整ったイケメンではない。 それまでのボンド俳優と異なる最大の点は、よく言われる金髪でも身長がやや低いことでも耳がでかいことでもなく、顔の縦横バランスだ。ショーン・コネリーもジョージ・レーゼンビーもロジャー・ムーアもティモシー・ダルトンもピアース・ブロスナンも、比較的顔が長い。面長な顔には一般に大人っぽさや優雅さや余裕が漂うもので、またそういうニュアンスを表現しや

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  • 変な顔なのに、美しい - 剛力彩芽の造形美 - ohnosakiko’s blog

    剛力彩芽、その顔が天才だ! - 逆襲のブロガー 続・剛力天才論 - 逆襲のブロガー 剛力彩芽について熱く語っているid:yoghurtさんに、二番目の記事でブコメを取り上げて頂いたので、私もちょっと語ってみたくなった。 普段あまりテレビを見ない私が剛力彩芽を最初に認識したのは、スーパーの中に掲示されていた小さな広告の写真(森永乳業か山崎パンか忘れた)。「ちょっと変わった顔? でも好きなタイプ」と思った。それ以降、雑誌やテレビに登場するのを意識して観察するようになった。メディアにものすごく露出が多いのを知ったのは実は最近。(一部で?)「ブス」だと言われているのも最近知った。 ブスはあんまりだ。でもファニーフェイスと言えば近いと思う。喩えが古過ぎるが、目の小さいあっさり顔なところが若い頃のシャーリー・マクレーンっぽい。正統派の美人ではないマクレーンはよくファニーフェイスと言われていた。 「出過

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  • 頑固な人 - ohnosakiko’s blog

    大晦日は独身中年の友人知人がうちに来て年越し宴会をするのが、この6、7年の習わしだった。しかし今年は、初めてたった一人で年末年始を過ごすことになる私の母を気遣って、夫が「おまえんちに行こう」と言い、私もそれに賛同して、二人で実家に行く予定にしていた。父の入院、介護施設入所といったバタバタで疲れた母を慰労したいと思った。 その話をした当初、母は「一人で大丈夫だからいい」だの「布団が足りない」だの「家の回りは駐禁が厳しいから」だのと固辞していた。前から何事につけて遠慮がちな母の内心を忖度した夫に、「お母さんがいいって言っても、行く約束しなよ。年寄りが大晦日にポツンと一人きりでいるなんていかんよ」と言われていたこともあって、「私たちが行きたいんだから一晩くらいいいでしょう。料理作って持っていくからお母さんは何もしなくていいし」と説得し、母もとうとう承諾したのだった。 夫は「じゃあ鮨はいつものとこ

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  • 「はてサ」で盛り上がる人々 - ohnosakiko’s blog

    先週は、はてなブックマークのお気に入りを見るに、「はてサ」の話題が目についた。そこで言われていた「はてサ」とは、はてなブックマークを中心に左翼的な立ち位置を表明している人の中で、言動に一貫性がなく党派的且つ攻撃的で人の批判を受けつけない代わりこちらが言ってもいないことで怒り出す困った人々‥‥のことを指しているらしかった。 はてなでの政治的な話題には首を突っ込まないようにしている私でも、「はてサと思われる人のIDを上げよ」と言われれば10個くらいは思いつくが、その人々のうちのどのくらいが上記のような困った振る舞いを見せる人なのかは、よく観察していないのでわからない。 「はてサ」(の一部の人)批判について、右翼でもそういう人はいる、左翼に限らないという意見もブクマコメで見た。ただ、はてなのサービスではどちらかというと右翼より左翼的な人の方が言説が目立つ(or多い?)ので、「はてウ」(そういうの

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  • ラッセンとは何の恥部だったのか - Ohnoblog 2

    ※追記あります。 拙書を読んで下さった人から面白いメールをもらった。「ところでラッセンって何だったの?」という話(の内容とは直接関係ない)。 ‥‥ラッセンか。そう言えばいたなそんな人が。 ハワイの海やイルカの絵を描いているあのラッセンです。御存知ないですか。別に知らなくてもいいのですが。日向けのホームページに絵の画像がたくさんある。「あー、あのサーフィンショップとかに飾ってありそうなイラストか」と思い当たる人はいるだろう。もっともイラストじゃなくてアート、絵画として売られている。 こちらを見ると、絵以外のところでかなり評判が悪い。エコロジストのサーファー画家ということで売っているラッセンだが、ほとんど不良外人の扱いだ。 しかし、なぜラッセンの絵がそんなに人気があるのか。 日人ってそんなに海とイルカが好きだったのですか。 以下、その方の承諾を得てメールから抜粋(ちょっと長いです)。途中

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