米メリーランド州で開催された爬虫類展で、パンサーカメレオンピカソを手にした男性(2002年10月12日撮影、資料写真)。AFP/PAUL J. RICHARDS 【3月11日 AFP】カメレオンが交尾相手の気を引いたり、ライバルを威嚇したり、捕食動物の目をくらませたりするために体色を変化させる様子は長年人々の興味をかき立ててきた。この妙技の驚くべきメカニズムを解明したとするスイス・ジュネーブ大学(University of Geneva)の研究論文が10日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された。 これまでカメレオンの体色変化は色素によるものと考えられていた。だが、ジュネーブ大チームによると、皮膚に含まれるナノ結晶を調整することで光の反射を変化させ体色を変えていることがわかったという。 ■体色変化の秘密は虹色素胞に 雄のカメレオン
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