コルグ(KORG)とノリタケカンパニーリミテドは1月22日、音楽機器向け真空管「Nutube」(ニューチューブ)を共同開発したと発表した。オーディオ用に適した特性を持つ上、従来の真空管に比べ大幅に省電力化・小型化したのが特徴。搭載製品をKORGが年内の発表を目指し開発している。 真空管はトランジスタなど半導体登場以前に多く使われたデバイス。オーディオ用途では真空管ならではの音質に根強い人気があり、KORGも「ELECTRIBE」シリーズに搭載していた。こうしたニーズに応えるため、「性能を向上させた新しい真空管を自社で作ることができないか模索していた」という。