ピンで政治活動をしているときは切れ味良くても、役職に就いたらその立場の持つ慣性が働いて、言いたいことも言えず、昔の発言との整合性が取れなくなってしまうケースはとても多くあります。出世の罠って奴でしょうか。 でも、仮にも一国の首相まで出世し尽した人が、その出世までの道のりで行われた選挙での公約を事実上撤回したも同然の発言をしてしまうのは、吐いた唾をドリンキング行為と批判されても致し方ないのかなと思うところでもあります。 野田首相、消費税増税は「公約違反ではない」 衆院本会議 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120126/plc12012614150006-n1.htm もちろん、いろんな立場がある以上、その調整の結果として漸減を撤回しなければならないことは往々にしてあるとは思いますよ。ただ、谷垣さんから「マニフェスト違反。だから総選挙を」と言われ