「この製品は、既存の製品の後継や改良ではない。まったく新しい製品だ」。日本IBM システム製品事業 ストレージ事業部長の波多野敦氏は、報道陣の前でこう胸を張ってフルフラッシュストレージの新製品「IBM FlashSystem」を紹介しました。 IBM FlashSystemは、1Uの筐体に最大で33テラバイト(RAID構成後で24テラバイト)のフラッシュメモリを搭載、8Gbpsファイバーチャネルもしくは40Gbps QDR InfiniBandで接続する共有ストレージアレイです。 IBMは昨年、フラッシュストレージベンダのTexas Memory Systemsを買収しており、本製品は同社の製品の延長線上にあるものです。 チップレベルでRAID 5構成を実装、FPGAで高速化 本製品は、フラッシュストレージの特徴である高性能、高密度に加え、高信頼性についても独自の技術で構築していると説明。