Mozilla Corporationは3日(現地時間)、Webブラウザー「Firefox」やメールソフト「Thunderbird」の基盤となっている技術を使用して、開発者が独自のソフトを作成できるランタイム「XULRunner」の開発者向けプレビュー版を公開した。 「XULRunner」には、メニューやダイアログなどのユーザーインターフェイスを作成できるXMLベースの開発言語“XUL”や、ネットワーク操作などのAPIを備えるコンポーネント“XPCOM”、HTML描画エンジン“Gecko”などが含まれている。そのため「Firefox」の機能拡張プラグイン作成と同様のプログラミングで単体動作するソフトを作成できる。 作成したソフトは、「Firefox」や「Thunderbird」がインストールされていなくても、「XULRunner」をランタイムとして使用することで実行できる。さらに「XULR
「Firefox」「Thunderbird」「Mozilla」「Netscape」のプロファイルをバックアップして復旧できるソフト「MozBackup」v1.4.2が、16日に公開された。Windows 98以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。 「MozBackup」は、「Firefox」「Mozilla」「Netscape」のユーザー設定、ブックマーク、履歴、機能拡張、Cookie、フォームデータ、さらに「Thunderbird」の基本設定、メール、アドレス帳、機能拡張といった各種データをバックアップし、復旧できるソフト。HDD故障などのトラブル対策のほか、別マシンへのデータ移行にも便利。 バックアップしたいときは、まずバックアップ対象のソフトをいずれか1つ選び、プロファイルを指定。このとき、セキュリ
Mozilla Foundationによって公開されている公式のFirefoxバイナリは、さまざまな環境で安定して動作するようにビルドされている。言い換えれば、チューニングの余地があるということだ。本稿では、Firefoxのビルド方法について解説し、コンパイラやビルドオプションによるパフォーマンス向上に挑戦する。 Firefoxのビルド Firefoxはオープンソースソフトウェアであるため、環境さえ整っていれば誰もが簡単にコンパイルできる。実際、ユーザーの手によってビルドされた「野良ビルド」などと呼ばれるバイナリがネット上で数多く公開されている*。Mozilla Foundationによって公開されている公式バイナリは、さまざまな環境で安定して動作するよう「消極的」なコンパイルオプションが指定されているが、このような「野良ビルド」の多くはコンパイラによる最適化、特にPentium 4やAt
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