楽天の柿沢貴裕外野手(19)が今月中旬、沖縄・久米島での2軍キャンプの練習中に倒れ、心臓マッサージを受けていたことが26日、分かった。球団は大久保博元2軍監督(47)、2軍コーチ陣と、トレーナー陣に厳重注意した。 柿沢は今年から内野にも挑戦しており、特守で大久保2軍監督のノックを受けていた。その最中にグラウンドで倒れ、駆けつけたトレーナーから心臓マッサージを受けた。その場で意識は取り戻したが、救急車で病院に運ばれ検査を受けた。結果は脱水症状で、点滴などの処置を受け、1日で退院。現在は練習に復帰している。 球団幹部が久米島に行き事情を確認。大久保2軍監督とコーチ陣にリスクマネジメントの強化を、トレーナー陣に的確な水分補給の必要性を伝え、厳重注意とした。