韓国ソウルの警察によりますと、韓国に駐在するアメリカのリッパート大使が5日朝、ソウル市内で男に刃物で切りつけられてけがをしました。男はその場で取り押さえられ、リッパート大使は顔や手にけがをして病院で手当を受けているということです。
タイの警察は首都バンコクで女装をして日本人の男性に近づき現金などをだまし取っていた男を逮捕したと発表し、日本人男性100人以上が被害にあったとみて調べています。 タイの警察は28日、記者会見し、首都バンコクで日本人男性のクレジットカードを不正に使用した疑いでタイ人のウタイ・ナンタカン容疑者(39)を逮捕したと発表しました。 警察によりますと、ウタイ容疑者はバンコクの日本人が多く滞在する地域で女装をして日本人の男性に近づき、「財布をなくしたのでお金を貸してほしい。借りたお金は必ず返す」などと話しかけ、ことば巧みに現金などを騙し取っていたということです。 警察は、容疑者の供述から被害にあった日本人は、この10年間で100人以上いて、被害の総額は2億円以上に上るとみています。 容疑者は、警察の調べに対して「若い頃に日本人にだまされたので、日本人を狙って犯行を繰り返していた」と供述しているというこ
今回の一連のテロ事件で、容疑者3人がいずれもイスラム過激派組織に関わりがあると治安当局が把握していたにもかかわらず、未然に事件を防げなかったことに対して、フランスのメディアからは疑問の声も上がっています。 このうち、新聞社を襲撃したとされる容疑者のクワシ兄弟2人のうち弟のシェリフ・クワシ容疑者は、過激なイスラム教徒の若者らで作る組織に所属し、2005年にはシリアを経由してイラクに渡ろうと旅立つ直前に当局に拘束されました。 さらに、ロイター通信は中東イエメンの当局者の話として、兄弟2人が4年前の2011年にイエメンに渡り、現地でアルカイダ系のイスラム過激派組織「アラビア半島のアルカイダ」と接触して、銃の撃ち方などの訓練を受けていたと伝えています。 一方、地元メディアによりますと、パリ東部の食料品店で人質を取って立てこもったクーリバリ容疑者は、シェリフ容疑者と刑務所で知り合い、2人は共に、ヨー
イギリス南部で高級車1400台余りを運んでいた大型運搬船が座礁する事故があり、少なくとも63億円とみられる積み荷の行方が注目されています。 イギリス南部のサウサンプトンの沖合で3日、自動車運搬船が浅瀬に乗り上げて座礁し、乗組員25人が沿岸警備隊などによって救助されました。 座礁した船は長さ180メートルある大型の運搬船で、サウサンプトン港を出港してドイツに向かっていました。 船会社によりますと、出航した直後に船が急に傾きはじめたため、船長は転覆を避けるため船を故意に浅瀬に近づけて座礁させたということで、現地の当局などが事故の詳しい原因を調べています。 地元メディアは、船にはジャガーやロールスロイスなど高級車1400台余りが積み込まれていて、その価値は少なくとも3500万ポンド、日本円で63億円の価値があるだろうと伝えています。 船は現在もおよそ45度に傾いた状態で止まったままになっていて、
NHK BSプレミアムは年末特番として、写真家・岩合光昭さんが撮影した世界の猫を堪能できる番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」を“朝まで”放送します。ピックアップされるのはノルウェー編、ベルギー編、ハワイ編など5つ。放送は12月30日(火)午前0時(29日深夜)からで、各都市の60分版を5本連続で取り上げます。 ▽ 岩合光昭の世界ネコ歩き - NHK 同局では、猫の目線で世界の猫たちを撮影する番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」を放送しています。撮影するのは、動物写真家として活動する岩合光昭さん。岩合さんは「ネコは人間とともに世界に広まった。だからその土地のネコはその土地の人間に似る!」として、世界各国で猫の表情を捉えていきます。 年末特番「朝まで世界ネコ歩き」では、「ノルウェー」「ベルギー」「ハワイ」「ウルグアイ」「チリ」を5本連続で一気に放送。さらに12月24日(水)午後9時からは、新作「パリ」を
中世ヨーロッパで海賊行為をしていたことで知られる「バイキング」の1000年以上前の財宝とみられる品々が、イギリス北部の教会の敷地内で発見され、話題となっています。 イギリス北部、スコットランドにある教会の敷地で先月、金属の探索を愛好する男性が深さ60センチほどの所に金属の物体が大量に埋まっているのを発見しました。発見されたのは銀のブローチや腕輪、それに十字架など100を超える品々で、スコットランド国立博物館が調査したところ、ほとんどが9世紀から10世紀ごろのものとみられるということです。 この中にはアイルランドで魔よけとして使われていたとみられるものや、スカンディナビア半島のものとみられる宝飾、それに、今のドイツに当たる地域で使われていた銀の器など広い地域の品々が含まれていて、国立博物館では中世ヨーロッパで海賊行為をしていたことで知られる「バイキング」の財宝とみています。 今回見つかった品
中国・上海の空港で、アップルの新型スマートフォン、iPhone6などを日本から大量に密輸しようとしたとして、日本人と中国人合わせて2人が拘束されたと地元メディアが伝えました。 上海のテレビ局は、今月19日に発売されたばかりのiPhone6などを税関に申告せずに大量に密輸しようとしたとして、日本人と中国人合わせて2人が上海の空港で拘束されたと、27日夜、伝えました。 東京から上海に到着した2人は、合わせて453台、日本円で3500万円を超えると推定される評価額の携帯電話をスーツケースなどに入れて持ち込み、600万円余りの関税の支払いを免れようとしていた疑いが持たれているということです。 上海の日本総領事館では、日本人の拘束についてまだ把握していないとしていて、情報の確認を急いでいます。 中国本土ではiPhone6はまだ発売されていませんが、すでに海外で購入したものが持ち込まれ高値で売られてい
中東のシリアとイラクで勢力を拡大させるイスラム過激派組織「イスラム国」が音声による声明を出し、イスラム教徒に対してイスラム国への攻撃を続けるアメリカやフランスなど有志連合に加わる国々の市民を殺害するよう呼びかけ、各国が警戒を強めるものとみられます。 イスラム過激派組織イスラム国は22日、インターネット上に広報担当者を名乗る人物のアラビア語の音声に、英語とフランス語などの翻訳を付けた声明を出しました。 声明では、アメリカなどがイスラム国を壊滅させるための国際的な包囲網の構築を進めていることについて「これまでの戦いと同じように打ち負かされることだろう」などと警告しました。 そのうえでイスラム教徒に対し、「アメリカ人やヨーロッパの市民、特にフランス人、さらにオーストラリア人やカナダ人、そしてイスラム国に敵対する連合に加わった国々の市民を殺害できるなら、神の名の下に殺害せよ」と述べて、イラクで空爆
ことし1月、北九州市の沖合で転覆したゴムボートの近くで遺体で見つかった内閣府の男性職員について、第7管区海上保安本部は、プライベートな動機で出張先の韓国からボートで出航し、漂流中に何らかの事故で水を飲んで溺れ死んだものと結論づけ、事件性はなかったと発表しました。 ことし1月、北九州市沖の防波堤近くでゴムボートが転覆し、2日後に近くの海底で内閣府に勤務する当時30歳の男性職員が遺体で見つかりました。 この職員は、国際会議に出席するため留学先のアメリカから韓国に入国し、行方が分からなくなっていて、第7管区海上保安本部が韓国側の捜査機関と捜査を進めていました。 海上保安本部は2日、捜査の結果を発表し、ゴムボートや船外機は職員が自分で購入したもので、防犯カメラの映像や目撃情報などから、職員がほかの人物と接触した形跡がないことや、遺体からは争った形跡や薬物の反応などもなかったことから、漂流中に何らか
サッカーワールドカップブラジル大会で、日本代表の試合のあとに日本のサポーターがスタジアムの観客席でごみ拾いをしたことをたたえ、リオデジャネイロ州政府は11日、サポーター代表としてリオデジャネイロの日本総領事を表彰しました。 ワールドカップで、日本のサポーターは日本代表の試合のあとに、スタジアムの観客席などでごみ拾いをして、地元のメディアから大きく取り上げられました。 こうしたサポーターたちの行動をたたえ、リオデジャネイロ州政府は11日、サポーターの代表としてリオデジャネイロの高瀬寧総領事を表彰しました。 リオデジャネイロ州政府は「日本代表の試合はリオデジャネイロでは行われなかったが、日本のサポーターのごみ拾いは、州が環境美化のため広めていきたいとしている行為の手本になる」と話しています。
サッカーのワールドカップ、ブラジル大会、1次リーグ、グループCの日本は、第3戦でコロンビアと対戦し、1対4で敗れました。 この結果、日本の1次リーグ敗退が決まりました。 日本は勝てなければ、1次リーグの敗退が決まる試合で攻撃の最前線のポジション、ワントップに大久保嘉人選手を、また、守備的ミッドフィールダー、ボランチには大会を通じて初めての出場となる青山敏弘選手を起用する布陣で臨みました。 日本は前半、押し気味に試合を進めましたが16分、今野泰幸選手がペナルティーキックを取られ、コロンビアにこれを決められ先制されました。 しかし、前半終了直前、本田圭佑選手が右サイドから上げたクロスに岡崎慎司選手が頭であわせてゴールを決め、1対1の同点で折り返しました。 後半は開始と同時にコロンビアが前の2試合連続でゴールを決めている司令塔、ロドリゲス選手など2人を新たに投入しました。 そして後半10分に日本
東京都議会で質問をした女性議員に「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとやじが飛んだ問題について、欧米メディアも「差別的な発言だ」と批判する論調で伝えています。 このうちイギリスの新聞ガーディアンは、電子版で「東京都議会で女性議員が男性議員から性差別的な暴言を受ける」という見出しを付けた記事を掲載し、日本では女性議員の数が少なく女性の地位の低さを反映したものだと分析しています。 またアメリカの大手経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、やじを受けた塩村文夏議員へのインタビューを電子版で掲載し、「女性を軽視する議員には、結婚や出産をしたくてもできない女性たちのことを理解したり、支援する政策を立案したりすることはできない」という塩村議員の発言を紹介しています。 ロイター通信は、安倍政権が「女性の活躍」を成長戦略の柱の1つに掲げ、2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%程度にす
恋人どうしで南京錠をかけると愛が永遠に続くと言われ、人気の観光スポットになっているフランス、パリにある橋の欄干が、増え続ける南京錠の重みに耐えられずにとうとう壊れ、市は対策を迫られています。 パリのセーヌ川に架かるポンデザール橋は、5年余り前から、恋人どうしで欄干に南京錠をかけると愛が永遠に続くと言われるようになり、世界中からの観光客が集まる人気のスポットになっています。 欄干は、増え続ける南京錠でびっしりと覆われていて、8日、とうとう重みに耐えられなくなった欄干の一部が通路側に倒れました。 けが人は出ませんでしたが、橋は数時間にわたって通行止めになり、現在は応急処置として壊れた部分に木の板が貼り付けられています。 橋の欄干に南京錠をかけることについて、市民からは「景観を損ねる」とか、「安全上の問題がある」と反対する声も上がっていましたが、パリ市は、街の活性化につながることから黙認してきま
海賊対策のため、アフリカ・ソマリア沖で活動する海上自衛隊の護衛艦がエンジントラブルのため漂流していた小舟を発見し、乗っていたソマリア人など75人を救助しました。 防衛省によりますと、23日午前、海賊対策のためソマリア沖に派遣されている広島県の海上自衛隊呉基地所属の護衛艦「いなづま」が多くの人を乗せて漂流している小舟を発見しました。 護衛艦の乗組員が乗っていた人に話を聞いたところ、ソマリアを出港し、対岸のイエメンに向け航行中にエンジンが故障し、およそ5日間、漂流していたことが分かりました。 全長10メートルほどの舟にはソマリア人やエチオピア人など75人が乗っていて、「いなづま」は、飲み水や食べ物などを提供したうえで、全員を護衛艦に収容して目的地のイエメン沖に運び、地元の海軍に引き渡しました。 「いなづま」は、ことし3月、護衛艦「うみぎり」と共におよそ400人を乗せて呉基地を出港し、今月中旬か
ロシアのチーズ工場で、原料の牛乳が入った容器の中に従業員の男たちが上半身裸で入ってふざけている写真がインターネット上に掲載され、ロシアの捜査当局が衛生基準に違反する疑いがあるとして工場への捜査に乗り出すなど波紋が広がっています。 ロシアの国営メディアによりますと、写真はロシア中南部の都市、オムスクにあるチーズ工場の従業員が撮影し、インターネット上の交流サイトに掲載したものです。 写真には従業員の男たち4、5人が、チーズの原料となる牛乳が入った容器の中に上半身裸で入ってVサインなどをしてふざけている様子が写っていて、タイトルには「われわれの仕事はとても退屈だ」などと書かれています。 また、動画投稿サイトには、工場の中で上半身裸でサンダル姿の男らが、汚れた床の上でチーズをこねる作業を映した動画も掲載されています。 この工場で作られたチーズは、すでにことし、ロシア国内の14の都市で49トン以上が
アメリカの地質調査所によりますと、南米チリの沖合およそ100キロで、日本時間の午前9時前、マグニチュード8.2の地震がありました。 太平洋津波警報センターによりますとチリの沿岸では、発生から19分後に2メートル余りの津波を観測したということで、中南米の太平洋側の国々に対して津波への警戒を呼びかけています。 アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の2日午前8時46分ころ、現地時間の1日午後6時46分ころ、南米チリのイキケの沖合、およそ100キロを震源とするマグニチュード8.2の地震を観測しました。 震源の深さは20キロとみられています。 ハワイにある太平洋津波警報センターによりますと、震源にもっとも近い、チリ沿岸のイキケでは、地震の発生から19分後に2メートル10センチの津波を観測したということです。 太平洋津波警報センターは、チリとペルー、エクアドルなど、中南米の太平洋側の国々に対して
メキシコ沖で遭難したあと、1年以上にわたって漂流し、1万キロ余り離れた太平洋のマーシャル諸島に流れ着いたという男性が救助され、話題となっています。 先週、太平洋のマーシャル諸島で救助されたのは、中米のエルサルバドル出身で、メキシコで漁師をしていたホセ・アルバレンガさん(37)です。 アルバレンガさんはおととし12月、メキシコ沖の太平洋で別の男性とおよそ7メートルのボートに乗って漁をしていたところ、強風によって遭難し、そのまま1年と1か月にわたって太平洋を漂流していたということです。 そして先週、メキシコから1万キロ余り離れたマーシャル諸島に流れ着き、救助されました。 アルバレンガさんは、一緒にいた男性が漂流から1か月余り後に亡くなってからも、魚や海鳥、それにウミガメなどを捕まえて、生き延びてきたということです。 アルバレンガさんが乗っていたボートを見た人は、イギリスBBCに「ボートは貝など
韓国では、人口の2倍に当たる延べ1億人分の個人情報が大手クレジットカード会社から流出していたことが分かり、カードの再発行を求める市民からの問い合わせがカード会社に殺到するなど混乱が広がっています。 個人情報の流出が明らかになったのは、韓国の大手クレジットカード会社3社で、20日、ソウル市内で記者会見を開き、それぞれの会社の代表がそろって謝罪しました。 流出したのは、カード番号や有効期間、それに加入者の氏名や電話番号などの個人情報で、3社合わせて延べ1億500万人分余りに上り、韓国の検察によりますと、外部の情報セキュリティー会社からカード会社に派遣されていた社員が、USBメモリーで情報を持ち出し売りさばいていたということです。 カード会社3社は、暗証番号やセキュリティーコードは流出していないため、被害が発生する可能性はないとしていますが、韓国の人口5000万人の2倍に当たる個人情報が流出した
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