新型PS Vita「PCH-2000」分解レポート。コストダウンと薄型軽量化に向けた努力の跡が窺える ライター:米田 聡 PCH-2000シリーズの製品ボックス 2013年10月10日,ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(以降,SCEJA)から,新型PlayStation Vita(以下,PS Vita),「PCH-2000」が発売となった。PCH-2000における主なトピックは,ディスプレイデバイスが有機ELから液晶に切り替わったことと,本体が薄く軽くなったことの2つと述べてしまっていいだろう。そのうち前者の液晶パネルに関しては11日掲載の記事で有機ELとの違いをレポート済みだ。 製品ボックスから受けるイメージはPCH-1000を踏襲。付属品もそう大きくは変わっていないように見える となると当然,次にチェックすべきは,「PCH-2000はなぜ薄く軽くなったのか」である。