STAP細胞論文をめぐって審査のあり方が問われている博士号。近年、学生の「博士」離れが進んでいる。大学院の拡大政策で博士号取得者は30年前の3倍近くになったが、博士課程への進学率は低下の一方。優秀な学生ほど敬遠しがちとも指摘され、質の低下を憂える声もある。 「博士課程への進学を勧めると不安がる…
「特許収入ランキング」で国内トップの大学はどこか-。多くの人が東大や京大をはじめとする旧帝大グループを思い浮かべるだろう。正解は「東京農工大」(東京都小金井市)。意外な結果と受け取るなかれ。他の有力国立大学にはない自由で進取の学風が影響しており、決して“フロック”ではない。 東京農工大は数年前、ベストセラーとなった『生協の白石さん』の舞台でもある。ところが、大学の知名度はその実力に比して高くない。しかし、企業や研究機関など各方面からの評価は高いのだ。 平成22年度に同大が特許収入でトップに立ったのは、スマホの画面をスクロールする技術を企業に高額で譲渡したことによる。しかし、それは10年以上前に特許化した技術にほかならない。「大学内の産官学連携・知的財産部門のスタッフは常に過去の特許を定期的に点検し、企業が欲しがるシーズ(新技術)が埋もれていないか確認を継続してきた。地道な作業が掘り起こした
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く