IT企業が提供するサービスが終了するのは日常茶飯事だが、サイバーエージェントのペット育成ゲーム「ブーシュカ」の終了をめぐっては、異例の反響がよせられている。 自らが手間をかけて「育ててきた」キャラクターが消えてしまうとあって、ペットの死で悲嘆に暮れる「ペットロス」に近い書き込みに加えて、「病院では、ペットは飼えません」と、病院に入院している子どもにとっての「癒し」がなくなることを嘆く声も出ている。 「いじる」「おやつをあげる」で「成長」する 「ブーシュカ」は、ブタを表す「ブー」とマトリョーシカを組み合わせた造語で、2009年9月にサービスを開始。「いじる」「おやつをあげる」といった世話をすると新たな動作ができるようになり「成長」する。他の利用者が育てているブーシュカに「えづけ」したり、コメントを残したりして利用者同士の交流を楽しみにする人も多かった。また、仮想通貨でブーシュカの洋服や小物、