人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の「ねずみ男」の役などで知られる声優で、俳優としても活躍した大塚周夫さんが15日、虚血性心不全のため亡くなりました。 85歳でした。 大塚さんは東京都出身で、日本中学校、現在の日本学園中学校・高校を卒業したあと演劇を学び、その後、声優として活躍の場を広げました。 昭和43年から始まった人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で、1代目のねずみ男の役を務め人気を集めました。 また、平成5年からNHKで放送が始まったアニメ「忍たま乱太郎」では、主役の乱太郎が学ぶ忍術学園の実技担当の教師、山田伝蔵の役など、数多くのテレビアニメや外国映画で幅広い役の声を演じました。 さらに大塚さんはNHKの大河ドラマ「武田信玄」や「春日局」に出演するなど、俳優としても活躍しました。 所属事務所によりますと、大塚さんは15日、虚血性心不全のため亡くなったということです。