よく面白い人は頭がいいというけれど、じゃあ頭がいい人は面白いかというと、そうでもない。なぜだろうか。それは、面白さというのは無限の解の一つに過ぎないからだ。大喜利を頭に思い浮かべて欲しい。さまざまなお題の一つ一つに、無限の答えがあることが分かるだろう。つまり、芸人とはその場その場のシチュエーションに多くの答えを出せる人というわけだ。 一方、勉強的な頭の良さのある人は、確固たる答えのある問題を解くのに長けている。例えば数学や、物理などはその極端な例として挙げられるだろう。 またユーモアは、時間が経つと答えに飽きがきてしまうものだ。一発屋の芸人を見てもらうと明らかなように、面白さとは、答えが答えで無くな理不尽な感情である。これは論理的にはどうも捉えづらい。 一方、学問とは、何年経っても答えは答えであり続ける。だからこそ、知識や論理的な解釈に長けている人々が最前線に立てるのだ。 以上より、ユーモ