南アフリカ近海で海面から跳びだしたホホジロザメ(2010年7月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/Carl de Souza 【6月18日 AFP】数年前の一部報告で個体数の減少が指摘されていた、米カリフォルニア(California)州沖に生息するホホジロザメだが、実際はその個体数は増加している可能性が高く、絶滅の危機にひんしてはいないとの調査結果が16日、米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に掲載された。 海の捕食者、ホホジロザメにとって良い知らせとなる今回の調査結果は、太平洋北東部海域を回遊しているホホジロザメの個体数が、3年前に発表された調査が示した219匹ではなく、約2000匹であることを示唆している。 国際自然保護連合(International Union for the Conservation of Nature、IUCN)サメ専門家グループ(Shark Sp