フランスのナント(Nantes)の植物園で咲いた「ショクダイオオコンニャク(Amorphophallus titanum)」の花を観賞する来園者ら(2014年6月30日撮影)。(c)AFP/JEAN-SEBASTIEN EVRARD 【7月2日 AFP】フランスのナント(Nantes)市で1日、10年に1度だけ咲く巨大な花を一目見ようと、好奇心旺盛な人々が長蛇の列を作った。 市内の植物園で6月末に咲いたのは、ショクダイオオコンニャク(学名:Amorphophallus titanum)。スマトラオオコンニャクとも呼ばれるこの花の観賞に2000人以上が訪れた。 部分的に男性の生殖器に似ているとされ、花としては世界最大の大きさを誇る。最高で3メートルの高さになるが、ナント市のものは1メートル60センチほどだという。 この花が咲くのは10年に1度で、花の寿命はわずか72時間。肉の腐ったような極め