Windows 10 TPでは今になってなぜか、「コマンドプロンプト」(cmd.exe)の機能がいくらか強化されている。GUIでは面倒な操作も、CUIのコマンドプロンプトなら簡単にできることは今でも少なくない。バッチファイルを用意すれば、繰り返しや定型的な処理も簡単に実行できる。コマンドプロンプトの基本的な使い方については関連記事を参照していただきたい。 コマンドプロンプトの機能が大きく強化されるのは、「Windows 2000」(2000年2月発売)で「拡張機能」が導入された時以来のはずなので、実に15年ぶりということになる。今になって機能を強化するのは、いまだにコマンドプロンプトに対する需要や不満があるということなのだろうが、可能ならもっと早く実装しておいてほしかった。