雪深きフィンランドの中で、ラマネンおじいさんの深くやさしい声が響き渡る。「イービリ、おいで!」。その言葉に反応したのは1匹の野生のカワウソだ。 カワウソは氷の中からひょっこりと顔をだし、おじいさんの姿を確認すると、おじいさんの後についていった。 カワウソの名前はイービリ。ラマネンおじいさんが名付けたものだ。ラマネンおじいさんはイービリを家の中に招き入れ、ごはんをあげた。イービリはそれを口に加えると、家の外にでて食べ始める。 Elderly Man Has Adorable Friendship With Wild Otter 臆病で警戒心の強いカワウソだが、おじいさんのゆっくりなやさしい愛情を感じ取ることができたのだろう。おじいさんはいつでもおいしいごはんをくれるし、無理に何かをしようとは決してしない。 おじいさんが深く優しい声でイービリをよぶ。 この画像を大きなサイズで見る おじいさんだ