福島県郡山市の機械メーカーが開発した、電気を使わない自動ドアが注目されています。社員わずか4人の企業が、県内の住宅メーカーと共同開発したこの自動ドアは、てこの原理を利用し、体重をかけると静かに開く仕組みになっています。 現在は福祉施設等を中心に普及していますが、今後は東京渋谷に建設中の複合ビルなどにも、導入が予定されています。
福島県郡山市の機械メーカーが開発した、電気を使わない自動ドアが注目されています。社員わずか4人の企業が、県内の住宅メーカーと共同開発したこの自動ドアは、てこの原理を利用し、体重をかけると静かに開く仕組みになっています。 現在は福祉施設等を中心に普及していますが、今後は東京渋谷に建設中の複合ビルなどにも、導入が予定されています。
5月26日から29日まで、世田谷区のNHK放送技術研究所で毎年恒例の技研公開が行われました。 3月11日に発生した東日本大震災の報道で、NHKは大きな役割を果たしましたが、その報道において用いられた最先端の技術などについても展示が行われていました。 30km圏外から福島第一原発の姿を捉えていた技術というのはどのようなものなのか、詳細は以下から。 NHK放送技術研究所 | NHK技研 世田谷区砧にあるNHK放送技術研究所にやってきました。 会場には最新技術を見ようと多くの人が来場していました。 「非常災害時に役立つ放送技術と東日本大震災等での活用例」というコーナーに、地震報道などで用いられた技術が展示されていました。 福島第一原発の様子は長らくNHKのヘリ映像が最もクリアでした。 あの映像は、ヘリに取り付けられた防振機能付きカメラ(42倍レンズ)で撮影されており、それをFPUで伝送、さらに映
神戸市にある理化学研究所などの研究チームは、iPS細胞を使って目の網膜の組織を再生し、病気で失われた患者の視力を回復させようという世界初の臨床研究の手術を、12日実施したと発表しました。 手術を受けたのは「加齢黄斑変性」という重い目の病気の70代の女性で京都大学の山中伸弥教授が開発したiPS細胞が、実際の患者の治療に使われた初めてのケースになります。
原子力発電所を運転すると発生する高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」の捨て場が決まっていない問題で、文部科学省は、放射性物質による環境への影響を現状の数万年から数百年に縮める新たな技術の開発に、本格的に乗り出すことになりました。 高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」は、原発を巡る最大の課題とも言われ、放射性物質による環境への影響が数万年以上続くことなどから、安全性への懸念が根強く、国は地下深くに埋める計画ですが、捨てる場所は全く決まっていません。 文部科学省は専門家の会合で、環境への影響を数万年から100分の1程度の数百年に縮める新たな技術の開発に本格的に乗り出す方針を示し、大筋で了承されました。具体的には、使用済み核燃料から寿命の長い放射性物質を取り出し「加速器」という装置で発生させた「中性子」を当てて、寿命の短い物質に変える計画で、実現すれば埋める場所も100分の1程度に小
災害で橋が壊れた場合も、物資の輸送に支障を来さないよう、わずか10分で完成する折りたたみ式の橋が開発され、静岡県富士市で強度を確かめる実験が行われました。 この橋は、広島大学大学院の有尾一郎助教が、静岡県富士市にある施工技術総合研究所などと開発しました。 橋はアルミ合金製で鉄製の橋と比べると軽く、骨組みには世界で初めてとなる構造の折りたたみ式が取り入れられ、長さはたたんだ状態の3メートルほどからおよそ21メートルにまで伸びます。 この間にかかる時間はわずか10分で、国が災害復旧のために使っている仮設の橋の設置にかかる40時間から大幅に短縮されています。 12日に富士市で行われた実験では、1台当たりおよそ1トンの車が3台同時に通過しましたが、異常は見られませんでした。 開発したグループによりますと、設計上は、物資や資材を積んだトラックが走行できるように12トンの重さまで耐えられるということで
アニメに出てくるような人が乗り込んで操縦することができる巨大なロボットが開発され、28日、東京で報道関係者に公開されました。 このロボットは、現代アートの作家やロボットの研究者が、2年がかりで製作したもので、高さは4メートルほどあります。 28日は、東京・江東区の日本科学未来館で、実際に動く姿が報道関係者に公開されました。 コックピットには開発者が乗り込み、コントローラーを使って操作すると、4本の足や腕などが動き出しました。 そして専用のグローブを着けて指を動かすと、ロボットも同じように指を動かしました。 このロボットは、スマートフォンを使って遠隔操作することも可能だということです。 開発者の1人で、現代アート作家の倉田光吾郎さんは「趣味で作ったものです。見に来た人も頭でっかちにならず、作ってみたいなと思ったらまずは作ってみてほしいです」と話していました。 この巨大ロボットは、東京・江東区
体のあらゆる組織や臓器になるとされるiPS細胞から卵子を作り出し、体外受精させてマウスを誕生させることに京都大学の研究グループが世界で初めて成功しました。 不妊症の原因の解明に役立つ一方ヒトの皮膚の細胞から生命を誕生させる技術にもつながるため倫理面での議論が必要になるとみられています。 この研究を行ったのは、京都大学大学院医学研究科の斎藤通紀教授の研究グループです。 研究グループでは、メスのマウスの体の細胞から作ったiPS細胞に特殊なたんぱく質を加えて、卵子の元となる「始原生殖細胞」に変化させました。 そして、この細胞をマウスの卵巣の中に移植して育てることで、世界で初めて卵子を作り出すことに成功しました。 またこの卵子を精子と体外受精させ受精卵をメスのマウスの子宮に着床させたところ正常に成長し、マウスも誕生したということです。 研究グループでは、去年、マウスのiPS細胞から精子を作り出すこ
日本放送協会(NHK)は、視聴率0%を目標とする特別番組「おやすみ日本」を9月3日に放送する。番組では、誰もが眠くなる放送内容に加え、地上デジタル放送の「睡眠波」機能を利用した視聴者の「寝落ち」によって、できる限り視聴率を下げていきたいとしている。 日本で初めて「睡眠波」機能を利用するのは、3日午前0時10分から放送の「おやすみ日本」。脚本家の宮藤官九郎さんが司会を務める同番組は、1月、5月に続き、今回で3度目の放送になる。 過去2回の放送では、寝付けない視聴者を寝かせることを目的に、市原悦子さん朗読の「日本眠いい昔ばなし」など、ゆるい内容を放送することで多くの視聴者を寝かしつけることに成功したが、放送終了までわずかながらの視聴率を維持してしまったことから、制作側も「今回こそはテレビの前の視聴者全員を寝かしつけ、視聴率0%を目指したい」と意気込みを見せる。 第3回となる「おやすみ日本」の目
シンクロ断面図、世界に配信中 NHKが開発、合成に技 ツインズカムで撮影したシンクロの映像。水中と水上の合成に違和感はない=NHK提供 NHKが開発したツインズカム=NHK提供 ロンドン五輪のシンクロナイズドスイミングで、NHKが開発したカメラ「ツインズカム」による映像が、国際映像として各国に提供されている。2台のカメラが水上と水中の動きをそれぞれ撮影し、水面をはさんで合成。プールの断面図を見るように、水上の美しい演技と水中の動きを同時に楽しめる。 NHKによると、空気中と水中では光の屈折率が異なり、水中の被写体は1.33倍は大きく見える。単純な合成だと不自然な映像になるが、ツインズカムは両方の映像が同じ大きさになるよう2台のカメラレンズのズーム比を自動調整する改良を加えている。 国内中継ではすでに活用されてきたが、今回初めて、国際映像を制作するオリンピック放送機構から機材と技術の提供要請
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