大手ユーザー系SIerから中小企業の卸会社に転職して、ひとり情報システム部をやっている“ござ先輩”と申します。今回は、私自身のキャリアを振り返って、転職がどうあるべきかを、改めて考えます。 私は人生で一度しか転職しておらず、おそらく30代エンジニアとしてはかなり少ないほうでしょう。20代は充実して過ごすことができましたが、30代になって「転職」という言葉が頭をよぎるようになりました。プロジェクトマネージャーから社内の管理職というキャリアパスが、魅力的に思えなくなったからです。 会社のビジネスモデル上、年次を重ねるとなかなか「現場」に出ることができない。しかし、できればITを使って新しい仕組みを作り出し、ビジネスの成長に寄与したい。ITシステムで組織が動いていくことに関わりたい。そんな思いがあり、縁あって現職の雑貨卸販売の会社に、唯一のエンジニアとして入社しました。3年ほど前のことです。 転
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