国際プライバシー保護の日(International Day of Privacy)に、ドイツの首都ベルリン(Berlin)の米国大使館前で、米当局による情報収集活動に抗議する人々(2014年2月1日撮影)。(c)AFP/DPA/BRITTA PEDERSEN 【2月24日 AFP】米国家安全保障局(NSA)がドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相の携帯電話を直接の傍受対象から外した後に、盗聴対象を独政財界の有力者数百人に広げていると23日付の独紙が報じた。 独日曜紙ビルト・アム・ゾンターク(Bild am Sonntag)は、独政財界の320人がNSAに監視されていると伝えており、その中にはトマス・デメジエール(Thomas de Maiziere)内相も含まれているという。 同紙は、ドイツ国内にいる匿名の米情報機関高官が「首相(メルケル氏)の通話をもはや直接傍受す