沖縄は、ここ数年のインバウンド・観光ブームの恩恵を一番受けてきた県です。 2009年には、年間観光客数約550万人・失業率は約7%でしたが、 2019年には、年間観光客数約930万人・失業率は2.5%となりました。 この数字を見ると、顕著なのは、失業率の低下ですね。 特に、外国人観光客が増えたのですが、その恩恵で観光業が大きく伸び、失業率が低下したということになります。 沖縄・古宇利大橋 ところが、新型肺炎が中国で発生し、海外からの観光客というインバウンド需要が消滅したところに、更には欧米にも感染が広がったことで、春の旅行シーズンなのに海外旅行が出来なくなった日本人旅行者が、3月に大挙して沖縄を訪れました。 この出来事、沖縄の観光業にとっては、「旱に対する慈雨」という感じだったのでしょう。 しかし、この大挙して訪れた日本人旅行者の中に、これは当たり前の事ですが、新型肺炎に感染した多くの無症