茨城県の代表的な街、水戸。全国的にも有名で、徳川光圀や偕楽園を思い出す方も多いと思う。 印象的なキーワードが多い水戸だが、食べ物で言うとやはりなんと言っても納豆だろう。小粒であるのが特徴である水戸の納豆。水戸は土地の質がよくなく、あまり育たない小さな粒の大豆を納豆にしたことがはじまりらしい。 そんな水戸が最近新名物として売り出しているらしいのが「ねばり丼」。名前からしてねばっこく、スタミナがつきそうなどんぶりだ。 別にスタミナをそれほど必要としているわけではないですが、どんなものか食べに行ってきました。 (小野法師丸) ●納豆プラスアルファのねばっこさ まず「ねばり丼」という響きが印象的なこのどんぶり物。おいしそうとか新鮮だとかいうのとも違う、独特な雰囲気を放っていると思う。食べてみたい、というより興味深い。 そういうわけで、まずは水戸駅にやってきた。