【ニューヨーク時事】米スポーツ用品大手ナイキ傘下の靴メーカー、コンバースは14日、同社の主力商品「チャックテイラー・オールスター」に類似した靴が製造、販売され、意匠権が侵害されたとして、日米など6カ国の31社をニューヨークの連邦地裁と米国際貿易委員会(ITC)に提訴したと発表した。 提訴されたのは、米小売り最大手ウォルマート・ストアーズ、米高級ブランドのラルフローレンなど。日本のノーウェア(東京都渋谷区)も含まれている。 問題としているのは、靴の先端がゴムで覆われている部分やシューズの周りのストライプなどコンバースが登録したデザイン。コンバースによると、2008年以降、こうしたデザインの類似品が多く出回るようになったとしている。