矢野経済研究所は15日、国内の「オタク」市場に関する調査を実施、「クール・ジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究 2012」として結果を発表した。調査期間は2012年7月~9月で、事業者および業界団体等を対象に調査を実施した。 調査対象は、アニメ/漫画(電子コミック含む)/ライトノベル/同人誌/プラモデル/フィギュア/ドール/鉄道模型/アイドル/プロレス/コスプレ衣装/メイド・コスプレ関連サービス(メイド喫茶・居酒屋・マッサージ、コスプレ飲食店、コンセプトカフェ等)/オンラインゲーム/アダルトゲーム/AV(アダルトビデオ・DVD、ダウンロードコンテンツ含む)/恋愛シミュレーションゲーム/ボーイズラブ/ボーカロイド(関連商品含む)/声優関連商品などのコンテンツや物販、サービスとなっている。 2011年度の「オタク市場」を分野別に見ると、恋愛シミュレーションゲーム市場規模は前年度比30.4%