雑誌、書籍の出版を行なう双葉社は、5月19日に中国で起きている『クレヨンしんちゃん』の商標権を巡る訴訟についての最新の経緯報告を公開した。 この事件は双葉社が、中国において臼井儀人の著作マンガ『クレヨンしんちゃん』の商業展開を行なうとした時に発生した。『クレヨンしんちゃん』の中国語のロゴとそのキャラクターが、既に中国企業に登録されていたことに発覚したためである。 双葉社は自らが本来の商標の保有者として、2004年に中国企業の登録の著作権侵害訴訟(民事訴訟)と登録商標の取消訴訟(行政訴訟)を行なった。 しかし、今回の双葉社の発表によれば、民事訴訟については再審請求が認められ訴訟が継続しているが、行政訴訟については双葉社の請求は退けられ、中国企業の類似登録商標が維持されることになった。 もともと『クレヨンしんちゃん』は中国でも人気の高いキャラクターであったが、その人気は海賊版を通じて中国
米国で発売される唯一の日本の少女マンガ雑誌「Shojo Beat」が、今年の夏で終了することが明らかになった。「Shojo Beat」を発刊するマンガ出版社VIZメディアによれば、6月19日に発売予定の7月号が最後の号となる。 「Shojo Beat」は、VIZメディアと関連が深い小学館、集英社、白泉社などの少女マンガ作品を集めた月刊マンガ雑誌として2005年夏に創刊した。連載作品には創刊当時から3社の人気作品が並び話題を呼んだ。現在は『ハチミツとクローバー』や『ヴァンパイア騎士』などを月刊で連載するほか、ファッションや文化、トレンドなどを取上げた10代の女性向けのカルチャー雑誌となっている。 VIZメディアによればマンガ雑誌としての「Shojo Beat」の終了は、昨今の経済状況を鑑みたものだ。経営資源を他の分野に集中させるためである。しかし、「Shojo Beat」の終了は経済状況だ
マンガ分野専門のSNS「マンガ読もっ!」を運営するファンタジスタは、ウェブ制作のピーアンドエムと共同でユーザー参加型の電子ブック投稿・共有サイト「mixPaper」を4月16日に開始する。「mixPaper」では自作のコンテンツを簡単に電子書籍化出来る、ネットを通じた閲覧サービスを提供する。 これまで企業や個人が自作のコンテンツを電子書籍を制作する際には、大きなコストがかかっていた。今回は共有サイトにすることで、そのコストを一気に引き下げる。動画共有サイトの書籍版ともいえる意欲的な新ビジネスとなる。 ファンタジスタによれば、従来は電子ブックの制作を企業や個人が行う場合、サーバインストール型のソフトを購入し自社サーバで運用するか、電子ブック制作のASPサービスを利用する必要があった。このソフトは通常100万円以上、ASPサービスの利用でも月額5万円以上の運営コストがかかっていた。 こうし
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