正解は3番の「オーグメンテッド・カテゴリ6」です。 「カテゴリ」とは,より対線を使ったLANケーブルの分類のことで,米国の標準化団体であるEIA(米国電子工業会)やTIA(米国電気通信工業会)などが決めています。イーサネットにはいろいろな伝送速度の規格がありますが,それぞれの規格で必要なカテゴリの種類を指定しています。 現在,より対線を使って10Gビット/秒で100mまで通信できるイーサネット規格「10GBASE-T」が米国の標準化団体IEEE(米国電気電子学会)で策定中です。規格が正式に決定されるのは,2006年7月の予定です。この10GBASE-Tは,利用できるカテゴリを数種類指定していますが,10GBASE-Tで使うために新たに作られたカテゴリが「オーグメンテッド・カテゴリ6」(Cat6a)です。 被覆の内部のより対線の構造については,Cat6aと従来のカテゴリ6(Cat6)で同じに