【2月21日の終電延長実験は中止】 大阪メトロ御堂筋線の終電を2時間延長したことによる経済効果を調査する実証実験が1月24日と2月21日の2日間、なかもず〜江坂間で実施される。夜間での鉄道利用者が駅からどのように行動し、消費活動をしているかなどを調査。経済効果の算出方法を確認し、結果は東京五輪に活かされるという。 国交省によると今回の実験の大きな目的は、「東京五輪が開催されるにあたり、終電を延長することでどういった経済効果があるのか。その算出方法を確かめる」というものだ。 この調査方法は昼間、夜間を含め鉄道の利用者の行動を携帯GPSやクレジットカード決済などで把握し、行動をデータ化するというもの。国内で初めて導入される算出方法となり、作業手順や集計方法などを確認する。 国交省の担当者は、「当初、JRや東京メトロでの実証実験を検討していましたが、五輪に向けた工事スケジュールはタイト。そこで、