食べ物から摂った脂質、つまり油は消化・吸収されてエネルギーになったり、細胞膜やホルモン、脳や神経の構成成分にもなる大切な栄養素です。 エネルギーとしては糖質をはるかに超えるエネルギーを生み出します。 油を多く含む食べ物には肉の脂身やマグロのトロ、バターやマヨネーズなど甘くてこってりした味わいのものが多くあります。 エネルギーの高いものは人にとって本能的にごちそうになるのかもしれません。 しかし油にも種類があり、最新の栄養学ではどんな油をどう摂るかが重要になってきます。 かってのダイエットでは糖質よりも脂質を減らすことが常識とされていました。 そこで油を多く含む食べ物は我慢すべきものでしたが、極端な油を減らしてしまうと、むしろ健康を害してしまいます。 現在では糖質のほうを控えて、よい油をバランスよく摂ることが健康維持にもダイエットにも欠かせないとされています。 油は大きく分けて飽和脂肪酸と不