国鉄時代から鉄道に勤める者です。 国鉄時代に、電車列車と客車列車のコストを比較した事があります。 たんなるメンテナンスコストだけの比較では、7両編成以上であれば動力集中方式の方が安く、それ以下であれば動力分散方式の方が安くあがる、という試算でした。 これは、検査などにななる費用が 機関車>気動車>電車>客車 である事によります。 よって、特に長距離夜行列車のほか、不定期列車などは昼行優等列車でも14系客車などによる臨客も多く運転されていました。 しかし、電車・気動車には「曲線通過速度」の強みがあります。 機関車のような重心が高く、軌道破壊も大きい車両が編成中に無く、そのうえ吊り掛け式電車を除くとバネ下重量も小さく、曲線での「横圧」が小さいので、「新性能電車」と気動車は客車列車より制限速度が+5km/h緩和されます。 最近のボルタレス台車を履いた電車は、さらに本則+20km/hまでオッケーで