togetter.com full-count.jp イチローについてあれこれと語るのはむずかしい。あまりにも巨大すぎる存在だからだ。たとえばそれは、競馬ファンとしてディープインパクトを語るのに似ている。将棋ファンだったら羽生善治だろうか。ともかく、それについては置いておく。 イチローの引退記者会見、これである。ニュース番組各社がやきもきし、混乱し、深夜0時頃に始まった記者会見。おれは携帯端末でNHKの配信で見た。あまりに面白かった。このまま「朝まで生イチロー」やってくれよ、とすら思った。イチローという人間は言葉にも才能があるのか、あるいはある種の極みに達した人間には言葉も備わるのか。おれは、「イチロー、喋るの好きだよな」と思ったりしているのだけれど。 で、おれはふと思うのだ。もし、おれがあの場に記者として居合わせて、なにか質問しなくてはならないとしたら、イチローに何を聞いたのだろうか、と