群馬県昭和村議選(定数12)が27日告示され、立候補を届け出た現職7人と新顔2人の無投票当選が決まった。だが、欠員が3人となり、公職選挙法の規定で欠員分の再選挙が行われることになった。全国的にもあまり例はなく、県選挙管理委員会によると県内の市町村議選で再選挙は初めて。 公選法では、欠員数が定数の6分の1を超えた場合は再選挙を行うと定めている。昭和村の場合、10人いれば再選挙は避けられた。この日は午前11時ごろまでに8人が立候補の届け出を済ませたが、その後は増えず。午後4時過ぎに新顔1人が届け出に現れたものの、あと1人及ばずに再選挙が決まった。 昭和村は人口7460人(1日現在)。群馬県中部の赤城山の北西に広がり、高原野菜やこんにゃくいもなどの生産が盛ん。村内を関越道が南北に貫く。 村議会は人口減少や経費削減のため、議員定数を1982年の22人から徐々に減らし、2006年の村議選から現在の1