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ブックマーク / diary.uedakeita.net (4)

  • マンガ喫茶が怖いという感覚 - 真顔日記

    マンガ喫茶におびえる人に出会った。とにかくマンガ喫茶が怖いらしい。意外すぎる発想で面白かった。マンガ喫茶が「怖い」と表現されることあるか? 私にとっちゃ、マンガ喫茶はむしろ楽園なんだが。もしかして「まんじゅう怖い」みたいなことか? 「じゃあ料金出すから行こうよ」と提案すると、こちらがだまされるパターンか? そういうことでもないらしい。当に純粋に、ただただマンガ喫茶が怖いという。 具体的に話を聞いた。第一に、その人は閉所恐怖症である。四方を壁に囲まれた狭い空間にいると恐怖に支配される。なるべく開けた場所にいたい。自分の家でも部屋のドアを完全に閉めない。閉じこめられることに異常な恐怖感があるのだという。 第二に、その人はマンガにまったく興味がない。マンガと何の接点もない人生を送ってきた。ワンピースもドラゴンボールも進撃の巨人も読んだことはない。当然、マンガ喫茶に行ったこともない。しかし常識と

    マンガ喫茶が怖いという感覚 - 真顔日記
  • 飼いネコが増えるにつれて変化したこと - 真顔日記

    数年前は1匹だったネコが4匹まで増えている。同居人があちこちで拾ってくるからである。さすがネコ狂いである。だいたい年に1匹のペースで増えている。そのたびに微妙な心理変化がある。なので今日は、「ネコが増えることで飼い主の心理はどのように変化していくか?」を書いてみたい。 まずは1匹。 ネコのいない生活から、ネコのいる生活へ。結局は、この変化が一番大きかった。端的に言えば、笑顔が大幅にふえた。日常におけるスマイルの激増である。ネコを飼っていない頃、同居人の寝顔は不動明王のようだった。眉間にしわがより、口元は厳しく引き締められていた。私も家に転がりこんだ身として責任を感じたものだ。 しかしネコの登場以降、寝顔はおどろくほど晴れやかになった。これはマジである。基的にうっすら笑っている。たまに布団の横から実際にネコがチョコンと顔を出していることがあり、そんな時は熟睡しながら満面の笑みである。ネコの

    飼いネコが増えるにつれて変化したこと - 真顔日記
  • 「コンビニに抱かれる」という斬新な枕営業 - 真顔日記

    「見たよ、真顔日記」と同居人に言われた。向こうからこのブログを話題にしてくるのは珍しい。ネコの話を書くと「よくやった」と言われるが、それ以外で言及されることは少ないからだ。 どうも記事の反響の大きさにウケたらしい。先日の「セブンイレブンを想いながらファミリーマートに抱かれる」である。あの記事が大勢の人に読まれた。アクセス解析によると20万人くらい。ドカンと人が来た。その反響が面白かったという。要するに同居人は、あの記事で上田の知名度が上がった事実にウケたのである。 「よかったねえ、コンビニに抱かれて」 ニヤニヤしながら言われた。 「抱かれてみるもんだねえ、ファミリーマートに」 ほとんど枕営業したアイドルを見る目だった。 ということで、現在、私は家で「コンビニに股をひらいて名前を売った男」みたいな扱いを受けている。有名になりたくてコンビニに股をひらく。そう表現してみると最低だ。せめてプロデュ

    「コンビニに抱かれる」という斬新な枕営業 - 真顔日記
    kangiren
    kangiren 2016/09/21
  • 飼いネコの正体が稲川淳二だった - 真顔日記

    うちの影千代は毛が長い。いわゆる長毛のネコというやつだ。なので顔まわりの毛を押さえこむだけで雰囲気がかわる。長髪の男が短髪にしたような変化と言えるだろうか。柔らかい印象から、キリッとした印象に変化する。 なので我々は、影千代はおっとりしているけれど毛を押さえつけるとスマートになる、などとネコバカ丸出しの会話をしながら日々をすごしていた。しかしこれは「毛を押さえつける」の度合がゆるいから言えることだった。 あるとき、影千代をペット用美容院に連れていった。シャンプーとブラッシングをされて、影千代の毛はさらさらになった。いい匂いもした。会計の時、美容師がシャンプー中に撮影したという写真をくれた。「記念にどうぞ」ということだった。しかしそこに写っていた影千代のすがたは変わり果てていた。我々はゲラゲラ笑った。 その姿は稲川淳二のようだった。 今にも怪談を話しはじめそうな、この雰囲気は何なのか。 「あ

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