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ブックマーク / yamada10-07.hateblo.jp (3)

  • 『シン・ゴジラ』ミニマムな物語とマキシマムな映像の話 - ポンコツ山田.com

    シン・ゴジラ観てきた。うおー!うおーーーーーーー!!!!! ということで感想を書きます。あまりまとめる気も無く、感情の赴くままに。 ネタバレも何もない作品な気がするけど、当然内容には触れているし、そもそも観てないとあんま意味の分からない文章なので、観てない奴はまず映画館に行ってこい。話はそれからだ。 切り詰められた物語 およそ2時間の上映時間の中で、人間個人のドラマがほとんどなかった。いっそ絶無と言ってもいいくらい。ゴジラという怪物、生きる災害と対峙する、組織としての人間、集団としての人間、群体としての人間を描き続けていた。 主人公の矢口や、カヨコなど、主役級の人物に、固有のドラマがほとんどない。振り返ってみれば、カヨコの祖母が広島で死んだ(であろう)ことが語られているのが、むしろ意外なレベルですらある。 凡百の映画なら、矢口とカヨコはラストシーンでキスしてるだろ。 ところで、カヨコの祖父

    『シン・ゴジラ』ミニマムな物語とマキシマムな映像の話 - ポンコツ山田.com
  • 今井哲也の描く生々しい汚濁の話 - ポンコツ山田.com

    もう発売から一か月経ってしまいましたが、今井哲也先生の『アリスと蔵六』2巻。 アリスと蔵六 (2) (リュウコミックス) 作者: 今井哲也出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2013/09/13メディア: コミックこの商品を含むブログ (8件) を見る感動的な話はもとより、金髪幼女が拘束失禁という一部のマニア垂涎の描写に、業界騒然だったそうです。どこの? それはともかくその描写を見て思ったのが、今井先生って生々しく汚れたものを描くよな、ということ。 ただ汚れているのではなく、そこに生々しさがある。じゃあ生々しい汚れとは何か。 たとえば、今回の『アリスと蔵六』。主人公の紗名は、ただ拘束されて失禁しているだけでなく、ガムテによる目隠し&猿轡もされており、恐怖と苦痛で涙や涎、洟といった体液を垂れ流した結果、顔がぐしゃぐしゃに濡れて汚れています。 (アリスと蔵六 2巻 p61) この、何かが濡れ

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  • 「よつばと!」に見るコマ送り技法のニュアンスの話 - ポンコツ山田.com

    よつばと! 8 (電撃コミックス) 作者: あずまきよひこ出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2008/08/27メディア: コミック購入: 29人 クリック: 247回この商品を含むブログ (573件) を見る先日ふと思い立って全巻読み返してみたんですが、最新刊(つっても半年以上前ですが)では今までほとんど見られなかった技法が使われていると思うんです。 私は以前「よつばと!」を、「普通な世界を新鮮な目で見る」作品と評しましたが、それをもうちょっと具に説明すれば、「私たちが親しんでいる日常を、子どもの視点という新鮮な非日常で切り取っている漫画」と言えます。 「よつばと!」の世界は、日のどこかにはありそうななんでもない町ですが、それをなんでもないと思えるのは私たちが歳をとったからで、自分が子どもの頃を思い出してみれば、近所の神社の裏側や小さな川の橋の下がどれだけ不思議に

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    kangiren
    kangiren 2009/05/04
    あずまんが大王の頃から、アニメーションしてる漫画だなと思ってました。
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