染森信也氏は、2012年1月から12月まで、東京電力の社員として、福島第一原発の医療班で看護師業務についていた。 筆者は、2012年から染森氏と連絡を取っていたが、 染森氏ご自身が、福島第一原発で働いて、感じたこと、考えたことを述べたい、とのことからここに記す。 ******** 「原発事故が起こって、全ての日本国民が等しく背負わなければいけない罪をかぶっているのは、 原発事故後に福島第一原発で働いている作業員なんです。」 こんな言葉からインタビューは始まった。 「被ばくのことばかり取り上げられるが、原発事故後の福島第一原発は被ばく労働という環境だけではない。 本当に過酷な環境になっています。 被ばく防護のために、過酷にならざるを得ない面もありますが。 何重も防護服を着、全面マスクをつけ、手袋、靴カバー、そのうえでの過酷な肉体労働。 それでも、原発作業員は自分から志願したのだか
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