強盗予備罪などに問われた自称62歳の男について捜査機関が身元を特定できず、本名や本籍地のわからないまま22日、福岡地裁で初公判があった。男は名前を問われ、「有馬千造(ありま・せんぞう)」と答えた。 起訴状によると、男は昨年11月30日夜、福岡市のJR博多駅前で、強盗をしようとナイフを持ってタクシーに乗り込み、福岡県大野城市まで行く途中の車内でナイフをカバンから取り出したとされる。男は起訴内容を認めた。 本人の説明や弁護人によると、少年時代に家出して以降、47年間放浪生活をしており、神奈川県にいた記憶はあるが本籍地ははっきりしないという。 放浪中は親族や友人など頼る人もなく、日雇いの仕事などをしていたという。検察側によると、男は財布をなくして強盗を計画したとされるが、それ以前に「お金に困ったことはない」と述べた。 検察側が懲役1年を求刑し、裁判は結審した。
【クライストチャーチ時事】ニュージーランド南島クライストチャーチ市は、22日に起きた強い地震から24日で被災3日目を迎えた。発生から丸2日が経過する中、日本の国際緊急援助隊は同日午前11時(日本時間同7時)ごろ、日本人多数が巻き込まれた語学学校「キングズ・エデュケーション」の入居するビルの倒壊現場で救出活動に着手した。 市内で記者会見した援助隊の片田佳弘副団長によると、救助活動はオーストラリアのクイーンズランド州のチームと合同で実施。重機3台を投入、救助犬や電磁波を利用した捜索も行う。 救助作業には援助隊66人のうち半数を充て、今後、24時間態勢でローテーションを組んで継続する。片田副団長は「時間との闘いではあるが、生存の可能性がある限り、諦めずに、捜索・救助に当たっていく」と強調した。 副団長によれば、ビルは南側の壁面から1.5メートル程度が残っている以外は崩落。がれきからは今も、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く