日常ではありえないけど、あったら楽しいかも。もしかするとパラレルワールド(並行世界)なら、存在するのかもしれない…。三次元に生きている者にトキメキを与えてくれる「架空の道具」の作り手は、クリエイティブ集団「パンタグラフ」。デジタルでありながらも懐かしさが垣間みられるアートワークは海外でも話題沸騰中です。一体、どんな人たちが作っているんだろう? そんな興味を抱き、今回、東神奈川にあるパンタグラフのアトリエを訪れ、ハンチング帽がお似合いの代表、井上仁行さんに直撃取材をしました。さあ、パラレルワールドでしか存在しない不思議でワクワクする道具の世界を覗いてみましょう! 2006年から2013年までPC専門誌『日経パソコン』の表紙を飾った、架空の道具たち。広告美術で培ったアイデアと技術とスピリットで世の中にオモシロイものを送り出すパンタグラフが制作した架空の道具の数々は『パラレルワールド御土産帳』(