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2019年6月11日のブックマーク (2件)

  • 「その彼氏、将来性がないよ」「ほら、肩くらいもんでよ」──“セクハラ・パワハラVR”、戦慄の10分間を記者が体験

    「もう月末だぞ。売上が達成できなかったらどうするんだ?」「できるかできないかではなく、やるんだよ! 分かったか!」――声を荒らげる上司に詰め寄られる場面で、“部下役”の筆者の身体はこわばる。 別の場面では、自分が“上司役”として女性社員を呼び出し、取引先との接待へ参加するよう迫る。先約があるという女性に対し、「彼氏とデート?」「仕事の予定だよ? そういう理解のない男は、将来性がないよ」と心無い言葉を発してしまう。 VR(仮想現実)空間で、こうした体験ができる「セクハラ・パワハラ体験VR」をグリーが開発した。法人向けにコンプライアンス研修のコンテンツとして提供し、直近1年間で約40社から問い合わせがあったという。仕掛け人であるグリーの岩永龍法さん(XR事業開発部 事業開発チーム)に開発の狙い、舞台裏を聞いた。 「あの子、かわいいよね……」 罪悪感で胸がいっぱいに セクハラ・パワハラ体験VR

    「その彼氏、将来性がないよ」「ほら、肩くらいもんでよ」──“セクハラ・パワハラVR”、戦慄の10分間を記者が体験
  • 「自分をログオフしたい」着ぐるみの女性が得た「他の誰でもない私」

    「自分」でいることに「疲れる」 着ぐるみは自分を「休ませる」装置 なりたかった「自分」現実に 女性の「着ぐるみ」を着る女性がいる。ぬいぐるみのようなふさふさしたものではなく、人形のような顔つきのドールタイプと呼ばれるもの。どうして着ぐるみを身につけるのか。その理由を知りたくて、取材を申し込むと、髪色が少し明るいアクティブそうな女性が現れた。屈託のない表情で「自分を『ログオフ』したい」という女性の話から、インターネットではふりほどけない「自分」への固定概念の根深さを考える。 「女性の着ぐるみ」、中の人である女性は… 「いや、コンプレックスとかは全然ないんですよ」 取材場所のカフェに訪れたあきらさん(28)は、くりっとした大きな目に、明るく弾むように話す女性。「友だちが多そうだな」というのが、私(筆者)の印象だ。教室のはじっこにしても、元気な声が聞こえてきそうな、快活な人。 あきらさんは大学生

    「自分をログオフしたい」着ぐるみの女性が得た「他の誰でもない私」