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ブックマーク / bunshun.jp (119)

  • 冤罪で20年を奪われた女性が、ミニスカートを履く理由――青木惠子さん55歳の世にも数奇な物語 | 文春オンライン

    仏壇に飾られた写真は、8歳の時に写真館で勧められて撮影したウェディングドレス姿のめぐみさんだ。 「幼い時に花嫁姿で写真を撮ると、生き急ぐことになるから早死にするという言い伝えを後で聞いたの。この写真を見るたびそのことを思い出して悔やむのよね。でもこれが火事で焼け残った唯一の写真だから、すごく大切なの」 『週刊文春WOMAN Vol.2』より 家族4人で幸せに暮らしていた自宅が火事になり、最愛の娘(当時11歳)を亡くしてしまった。悲しみも癒えぬうちに刑事がやってきて、「お前が家に火を付けて娘を殺したんや」と決めつけられた。「保険金目当てに鬼のような母親や」と言われ、無実を訴えても信じてもらえず、そのまま20年も獄中に囚われることになった──。 それが青木さんの身に実際に起きたこと。やり直しの裁判で無罪になり、20年ぶりに塀の外に戻ることができたが、失われた時は戻らない。かわいい盛りだった8歳

    冤罪で20年を奪われた女性が、ミニスカートを履く理由――青木惠子さん55歳の世にも数奇な物語 | 文春オンライン
  • ありふれた別れ話から、恋人はストーカーに豹変した――内澤旬子「ストーカーとの七〇〇日戦争」 | 文春オンライン

    ネットで知り合った交際相手に別れ話を切り出したとたんに男は豹変した。執拗なメール、脅迫的な行為、2ちゃんねるへ誹謗中傷の書き込み……。これは文筆家の内澤旬子氏が自らの体験を「週刊文春」に生々しく描き反響を呼んだ、恐怖のリアルドキュメントだ。連載をまとめた『ストーカーとの七〇〇日戦争』(文藝春秋)が5月24日に発売されるにあたり、第1回を公開。 ◆◆◆ やっぱり警察に相談しておこうか。ただの痴話喧嘩でしょ、と冷笑されてどうせ相手にしてくれないのだろうけど。 事件は、ごく普通の、ありふれた話からはじまる。交際していた男と別れようとした。それだけだ。ただちょっとだけ、先を急いでしまった。私は嫌だとなったら急に手のひらを返したようになってしまい、話をするのも厭(いと)わしくなる性分なので。まさかそれが大惨事を招くことになるとは、当時は思いもしなかった。 ◆ 2016年4月初旬。家に遊びにきたいとい

    ありふれた別れ話から、恋人はストーカーに豹変した――内澤旬子「ストーカーとの七〇〇日戦争」 | 文春オンライン
  • 木嶋佳苗死刑囚 獄中結婚3回目のお相手は「週刊新潮」デスク | 文春オンライン

    交際していた3人の男性を殺害したとされる“首都圏連続不審死事件”で、2017年5月に死刑判決が確定した木嶋佳苗死刑囚(44)。昨年1月、木嶋は3度目となる獄中結婚をしたが、その相手は「週刊新潮」のデスクだったことが、「週刊文春」の取材で分かった。 社会部記者が解説する。 「東京拘置所にいる彼女は2015年3月に60代の不動産会社勤務の支援者男性と最初の結婚。彼女がメディア関係者に送った書簡では『セックスがないからこそ、ある種の緊張感が保てていると思う』などとノロケていましたが、翌年に離婚。その後、逮捕前から知り合いだった男性と再婚し、元夫とは養子縁組したことを『週刊新潮』(17年4月20日号)に寄せた“遺言手記”のなかで明かしています」 昨年から司法関係者や彼女を逮捕した埼玉県警の関係者らの間では、再審請求に繋がる動きを警戒し、情報収集するなかで、「週刊新潮」のX氏の存在が浮上していた。

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  • 新社会人に知ってほしい「ついに出ました」とFacebookに書いちゃうアレオレおじさんの生態 | 新入社員へのメッセージ | 文春オンライン

    会社にはこういうおじさんがいる。打ち上げなどで、ついでに呼ばれただけなのに、さも高い立場から見守っていたかのような口ぶりで挨拶を長々としたり、会社の商品などを話題にしたニュース記事のリンクを貼って「ついに出ました」と、さも自分が関わっているかのようにFacebookに書いちゃうひとだ。他人の成果のうえに勝手に立って、見栄を張るのである(世に言う「アレは俺がやった」=「アレオレ詐欺」である)。 途中から参加したくせに、ハレの日にちゃっかり登壇 会社とはおじさん同士の嫉妬の世界である。「なんであいつが」「おれのほうが」……そんな嫉妬と背中合わせに見栄がある。こうしたおじさんたちの生態が凝縮しているのが、大西康之『東芝 原子力敗戦』や大鹿靖明『東芝の悲劇』、児玉博『テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅』といった、昨今の東芝をめぐるノンフィクションだ。東芝は粉飾決算により「サザエさん」のスポンサ

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  • 広河隆一氏に「2週間毎晩襲われた」新たな女性が性被害を告発 | 文春オンライン

    「週刊文春」(1月3・10日号)でライターの田村栄治氏が報じた世界的フォトジャーナリスト・広河隆一氏(75)の性暴力告発記事。それを読んだ首都圏のある主婦から、新たな告発が寄せられた。 “人権派”ジャーナリストとして国内外で知られ、報道写真誌「DAYS JAPAN(デイズジャパン)」(以下DAYS)を15年間発行してきた広河氏。 前述の「週刊文春」では7人の女性が「セックス強要」や「ヌード撮影」の被害を訴え、それを受けて広河氏は「DAYS」(2019年2月号)誌上で「傷つけることになった方々に対して、心からお詫びいたします」と謝罪した。 だが、今回新たに寄せられた翔子さん(30代・仮名)の告発は、前回記事にも増して衝撃的な内容だった。 ジャーナリストに憧れていた翔子さん(当時20代前半)が広河氏と出会ったのは、2000年代後半の秋。大学で「女性差別」をテーマにした集会があり、広河氏が講演し

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  • 戦後最大の「国語」改革で「文学」が消滅する | 文春オンライン

    論より証拠。まずは次の問題を見てもらおう。 ◆◆◆ 転勤の多い会社に勤めているサユリさんは、通勤用に自動車を所有しており、自宅近くに駐車場を借りている。以下は、その駐車場の管理会社である原パークとサユリさんが締結した契約書の一部である。これを読んで、あとの問い(問1〜3)に答えよ。 駐車場使用契約書 貸主 原パーク(以下、「甲」という。)と 借主 ○○サユリ(以下、「乙」という。)は、次のとおり駐車場の使用契約を締結する。 ◆◆◆ そして以下、「第1条 合意内容」から「第8条 返還義務」まで現物さながらの契約書が提示される。サユリさんはこの契約書をもとに、どうやって貸主からの料金値上げ要求に対抗すればいいか、あるいはどうやって損をしないように解約手続きをすればいいかを答えるのだ。 これが、センター試験に代わり、2021年に導入される「大学入学共通テスト」の試作品の冒頭部である。 ©iSto

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  • 上沼恵美子M-1騒動 問題の本質は「女帝を怒らせたこと」じゃありません! | 文春オンライン

    いや悔しいです。何が悔しいって、あのM-1の騒動です。まーもー説明する必要もないでしょうが、前年覇者であるとろサーモン久保田と、今年戦7位だったスーパーマラドーナ武智がM-1終了後に居酒屋で突如はじめたインスタライブ。上沼恵美子(とは言ってないけど明らかに)の審査に対する批判を「オバハン」「更年期障害」と女性蔑視、年齢差別とも取れる言葉で繰り広げ、そこからの展開は言わずもがなです。はらたいら先生が聞いたら泣きますよ。あんなに必死に「男性にも更年期があり、なんなら男性の方が長引く可能性もある」と自らの体験を踏まえて訴えてきたのに、あんたらぜんぜん他人事じゃないよ。あと一般的に女性は閉経前後の数年が更年期のピークと言われており、女63歳なんてマジで無敵以外の何者でもない。『婦人公論』を読めばわかります。 ……という話がしたいわけではもちろんなく、インスタライブでの発言云々より、その後の芸人界

    上沼恵美子M-1騒動 問題の本質は「女帝を怒らせたこと」じゃありません! | 文春オンライン
  • 賛否両論の『ボヘミアン・ラプソディ』5回見てわかった「ラスト21分」4つのウソ | 文春オンライン

    映画は嘘をつく。なぜか。観客に嘘を真実だと思い込ませるためである。映画『ボヘミアン・ラプソディ』(ブライアン・シンガー監督、2018年)はきわめて巧妙にこの逆説を生き抜いている。 筆者は特別熱心なクイーンのファンというわけではない。正直に言えば、『ボヘミアン・ラプソディ』を鑑賞している間、「聴いたことはあるけれど、これもクイーンの曲だったのか」という体験を何度もした。そして、気がついたときにはすっかりこの映画に夢中になっていた。 それでは、この映画の何にそれほどの魅力を感じたのか。クイーンの音楽そのものに人を惹きつける魅力があることは言うまでもないだろう。この映画に批判的な見解を示す人の多くも、クイーンの音楽を否定しているわけではない。むしろ、コアなファンほど、史実の改変や脚色を施された映画の物語を問題にしているように思われる。 一方で、映画は世界中で驚異的な大ヒットを記録している。筆者の

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  • ハロウィン「ディズニーランド」夢の国の行列に並んで憤懣した件 | 文春オンライン

    いつ行ってもディズニーランドやディズニーシーには微妙な思いしかしないし、拙宅山家の子どもたちに「ディズニーランドでも行こう」と水向けしても「興味がない」「博物館に連れていけ」「小遣いを増やせ」としか言われないので、あんまり足が向かないんですよ。 以前、長男が生まれたばかりのタイミングで夏にディズニーいって、なんか放水系のイベントと知らずに普通に抽選あたって喜んで見物に行ったらがっつり放水されてびしょ濡れになって二度と行くかと怒ってから、私も家内も気まずくてあんまり「ディズニー行こうよ」って話にはならなくなったんですよね。 なんでみんな、厚着なんだろう ただ、先日お世話になっている方からチケットが回ってきたので、どうせだし「ぜひ行こう」って家族を説得して、行ってきたんです、ディズニーランドに、ディズニーシーに。 行ってみて思ったんですが、まずみんな厚着なんです。まだ10月ですよ皆さん。Tシ

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  • しつこく連絡してくる「味方のおじさん」問題に悩む女性たちへ | 文春オンライン

    「おじさんからしつこく連絡がきて困っているのですが、仕事関係の知り合いであるため、強く拒否できません。どうしたらいいですか?」 最近、知人の女性からこんな相談が寄せられました。 相談者の年齢は20代前半。相手の男性は50歳前後で、しかも既婚者だといいます。 3日に1度のペースでLINEが届くように 私は仕事柄、女性からよく相談を受けるのですが、おそらく「これ」が一番多いパターンなのです。会社に入って間もない女性社員に目をつけた男性が、「親身な先輩」の仮面を着けて近づいてくる。もしくは取引先の男性が、仕事に関係ないプライベートな連絡をバシバシ送ってくる(なお「既婚女性からしつこく連絡がくる」という男性のお話も聞いたことがあるので、男女問わずこういった問題はあるようです)。 彼女は企業相手の営業職に就いているのですが、ある日、取引先の男性(以下、Kさん)から「仕事をスムーズに行うためにも、親睦

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  • 東名「あおり運転」死亡事故 なぜ「無罪」の可能性があるのか? | 文春オンライン

    「両親のことを思い出すだけで心が折れそうになります」 昨年6月、東名高速で「あおり運転」をされた車が大型トラックに追突されて夫婦が死亡した事故。発生から1年後、長女はコメントを発表した。 この事故ではパーキングエリアの通路に車を止めていた石橋和歩被告(26)が静岡市清水区の萩山嘉久さん(当時45)から注意されて立腹し、一家のワゴン車を執拗に追跡。追い越し車線に無理やり停車させて追突事故を引き起こし、萩山さんと(同39)が死亡。同乗していた当時高校生と小学生の姉妹も軽傷を負った。 事故直後の萩山さん一家が乗っていた車 ©共同通信社 残された姉妹は勇気を振り絞って警察に事故直前の状況を訴え、経緯が明らかに。石橋は昨年10月、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などで起訴された。 そして9月7日、横浜地検は予備的訴因として監禁致死傷罪を裁判所に追加請求したことが明らかになった。 司法担当記者

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  • ジャニーズ喜多川社長が滝沢秀明を後継指名 | 文春オンライン

    ジャニーズ事務所の社長をつとめるジャニー喜多川氏(86)が滝沢秀明(36)を後継者に指名していたことが、「週刊文春」の取材によって分かった。 ジャニー喜多川氏 ©文藝春秋 今回、後継者に指名された滝沢は、1995年、13歳でジャニーズ事務所に入所。その直後から、ジャニー氏の寵愛を受け続けてきた。 今井翼とのユニット「タッキー&翼」でデビュー後も、ジャニー氏が演出する舞台を中心に活躍。2010年から公演を行っている「滝沢歌舞伎」では演出まで任されている。 「事務所が肥大化していくなかでテレビ仕事が主流になりつつありますが、ジャニーズ事務所の保守流の仕事はあくまで舞台。その意味でも滝沢はトップリーダーの条件を備えているのです」(ジャニーズ関係者) すでに滝沢はタレント売り込みのため、テレビ局詣でを続けているという。 ジャニーズ事務所に今後の滝沢の活動について聞いたが、「担当者不在」との理由

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  • NEWS小山・加藤が未成年女性に飲酒強要 | 文春オンライン

    ジャニーズ事務所のアイドルグループ、NEWSの小山慶一郎(34)と加藤シゲアキ(30)。小山は明大出身で「news every.」(日テレ系)のメインキャスターを務め、青学大出身の加藤は作家活動も展開する一方「ビビット」(TBS系)にコメンテーターとして出演するという、ともにジャニーズきっての“知性派”だ。 今、この二人に騒動が持ち上がっている。二人が参加した飲み会の録音データがネット上に流出。そこには小山らしき人物の声で「○○(音源では実名)ターゲット! ○○ターゲット! の・み・ほ・せ!」と一気飲みを煽るかけ声が記録されているのだが、彼が煽った相手女性が、未成年だというのだ。 週刊文春はその場に同席していた未成年女性・Aさんに話を聞いた。 「これ、未成年飲酒で記事になるんですか?」 と当惑するAさん。飲み会が行われたのは数カ月前の冬頃で、六木の彼らの行きつけの店だったという。「二人に

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  • なぜ#MeToo運動はジャニーズ事務所やTOKIO山口達也には文句を言わないのか? | 文春オンライン

    核心については明らかにされずに終わってしまった 弁護士同席の下で行われたこの記者会見、どのような経緯で事件にいたったかという核心については明らかにされずに終わってしまった、ただただ残念な話なんですよね。 もちろん、世間一般のアルコール依存な人たちについて、投げかけられる目線が冷たいわけです。人の意志とは関係なく、つい酒を飲んでしまう、飲んだうえでいろいろやらかしてしまう……。これらは、社会通念上は「酒癖が悪い」とか「酒で失敗するタイプの人」などという、まるっとしたワードで語られて終わってしまいます。如何にも「意思が弱いからアルコールを断てないのだ」と。 5月2日のTOKIOメンバーによる記者会見 ©文藝春秋 でも、実際にはアルコール依存から脱却しようとすると、人の意志の強い弱い関係なく、きちんとした治療は必要です。「もう飲まないぞ」となっても、きちんと見ていてくれる家族が必要だ。場合に

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  • TOKIO山口達也の強制わいせつ なぜNHKが“スクープ”したのか | 文春オンライン

    「酒を飲んでいておぼえていない。そういうことをしたかもしれない」 警視庁の取り調べに対し、こう供述したのはジャニーズの人気グループTOKIOのメンバー、山口達也(46)。今年2月、山口が港区の自宅マンションで女子高生に無理やりキスをするなどしたとして、警視庁が強制わいせつ容疑で書類送検をしていたことが4月25日わかった。 日テレビの情報番組「ZIP!」で“朝の顔”をつとめるなど「爽やかで誠実そうな好青年」というパブリックイメージだっただけに、未成年への性犯罪を犯したというギャップは世間に大きな衝撃を与えた。 分別のある中年男が、しかも歌番組やバラエティー、CMで活躍するジャニーズ事務所のトップタレントが、なぜ、こんな間違いをしでかしてしまったのか。 山口はNHK・Eテレ(旧NHK教育テレビ)で放送されている「Rの法則」の司会を務めている。中高生が興味を持っている話題を10代のレギュラー出

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  • 何でも白黒つければいいってもんでもないだろう問題 | 文春オンライン

    突然の「幼女への声かけ事案」 ところが、その夕刻、不当なことに私は警察官に職務質問を受けてしまうのです。何ということでしょう。聞くと、早朝にアロハシャツを着て短パンを履いた見ず知らずの中年が、母娘の登園時に声をかけたという、声かけ事案があったので調べているというじゃないですか。 アロハシャツを着て短パンを履いて挨拶をした中年は明らかに私です。 アロハシャツを着て短パンを履いた山一郎氏 しかし、それは質ではありません。問題の論点がずれています。善良な千代田区民が住民と挨拶を交わすという美しい行為が「幼女への声かけ事案」と疑われ、あろうことか不審者が街中をうろついているかの如く通報されたという、このわたくしに対する重大な人権侵害行為であります。挨拶しただけじゃん。誰だ、通報しやがったのは。人を見た目で判断してはいけません。私のような品行方正で穏やかで豊かな人間性に溢れた人物に対して、疑いの

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  • 「飲食店はすべて禁煙」ファッショ的だけど時代だね感 | 文春オンライン

    むかし小谷野敦さんという愛煙家の作家が『禁煙ファシズムと戦う』というを出していました。長年のヘビースモーカーであった私は当時タバコをやめて数年経過したところであったため「吸う立場も分かる、禁煙したい側も分かる」という立場で複雑な気持ちで読んだのを思い出します。何だろう、この太平洋戦争直前の日系アメリカ移民の気分。 そんなわけで、厚生労働省が先日、小規模店舗でも禁煙を盛り込んだ、すべての居酒屋などでは死刑宣告のような通達を出していました。いやー、過激でいいですね。これは冬でも青空ビヤガーデン待ったなしの展開なのでしょうか。家族連れで個室居酒屋を利用することもある拙宅山家としては、同情しつつも当に実現すればお店選びの選択肢が増えそうな話です。普通に三兄弟を夫婦で連れて銀座ライオンとか行って唐揚げとかローストビーフとかミックスピザとかべてますからね。酒のつまみ的ですけど、子供たちが好きな

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  • DeNA採用担当者が就活女子大生をホテルに連れ込み | 文春オンライン

    DeNA社の入る渋谷ヒカリエ ©共同通信社 「かつてDeNAは、私にとって憧れの企業でしたが、未練は全くありません。あの晩の出来事を思い返す度に、やりきれなさがこみ上げてきます」 小誌に涙ながらに告発するのは、昨年、DeNAの入社試験を受けたA子さん(23)だ。 DeNAといえば、1999年に南場智子氏が創業して以来、瞬く間に東証一部に上り詰め、今ではプロ野球球団も保持する“ベンチャー企業の雄”。都内の有名大学に在籍していたA子さんがその門を叩いたのは、昨年春のことだった。 選考の過程でA子さんは、同社の面接担当者である20代の男性社員X氏との〈事をしながらの面接〉に臨むことになった。 「メールに記された日程候補はいずれも19時から22時までの遅い時間帯でした。違和感を感じましたが、『選考だから』と割り切りました」(A子さん) 最初の居酒屋での面接の後、X氏に「時間があるからもう少し、

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  • ヒャダイン「フジテレビへの『愛ゆえの憎しみ』」 | 文春オンライン

    子供の頃からフジテレビの番組が大好きだったヒャダインさん。けれど、いま、フジテレビの状況は厳しいものになっている。3回にわたり話を伺った最終回は、そんなフジテレビについての愛あるからこその率直な思い。そしてテレビの未来について話を聞きました。 ――2016年、テレビで特に印象的だったことはなんですか? まず一つは『お笑い謝肉祭』(※「『裸になれば笑いがとれる』という低俗な発想が許しがたい」などというクレームを受け、BPOの審議対象となった)。内容はどうしようもなかったし、吉村(崇)さんが全裸でっていうのはありましたけど、あれを目くじら立てる時代になったんだと思いました。それは時代の変遷だから、ぼくはいいも悪いも思わない。逆にこれを引きずっちゃいけないと思います。 『謝肉祭』はTBSですけど、あれが批判された要因の一つとしては、もしかしたら(司会の)石橋貴明さんという存在が大きかったかなと思

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