日本音楽著作権協会(JASRAC)は25日、著作権問題を考える記者懇談会を実施し、YouTubeへの対応や、JASRACの私的複製・私的録音録画にたいする補償金制度について発表した。 記者らの関心が集まったのは、第2部で発表されたYouTube対策についてだ。 YouTubeでの著作権侵害行為に関しては、2006年10月に23の権利団体・事業者と合同で削除要請を行い、延べ29,549ファイル(うちJASRAC分は3,736)が即座に削除された。JASRACの報告によると、1月までには約9,000ファイル(JASRAC分)がすでに削除済みであるという。 また今後のYouTubeとの話し合いでは、(1)日本語による注意表示(民事・刑事による責任)、(2)ユーザーの住所・氏名を登録させること、(3)2006年6月以降、通知により削除された映像作品を投稿したユーザーが再投稿できないよう、ユーザーア