Appleが、2009年1月に開催されるMacworldに、最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏が登場しないことを明らかにしたため、Macworldを主催するIDGには、大きな衝撃が走った。 まさに数週間後に開催が迫ったタイミングでの今回の発表は、ある両社間の交渉に詳しい情報筋によれば、IDGが「完全にすきを突かれた」形であるという。数々の大手技術展示会を主催してきたIDG傘下のIDG World Expoにとって、Jobs氏が、これまでいつも参加してきたMacworldに登場しないなど、まさに寝耳に水の話であった。しかしながら、その発表が、Appleの本社があるクパチーノから飛び出したのだ。 まだ不明瞭な点としては、そもそもAppleが、どの時点でJobs氏の基調演説不参加を決定したのかという疑問である。先ほどの情報筋は、これまで数週間に渡って、Appleが、まだ正式に確