EncartaやSoapbox、Popflyなどを次々と終了し、傘下のRazorfishを売却。一連の動きは、MSが伝統的な得意分野に注力する方針を打ち出したことを示している。 米Microsoftが最近、各種アプリケーションやサービスを終了したことは、不況が同社の収益に悪影響を与えているだけでなく、今後投入される「Windows 7」や「Office 2010」などの主力製品にフォーカスするという企業戦略を同社が推進しようとしていることを示すものだ。 これらのプログラムとサービスの多くの終了が決まったのは、景気後退が深刻化した2009年前半の数カ月のことだ。「Soapbox」(YouTubeと競合するMicrosoftのサービス)に加え、長い間提供されてきたレガシープログラムも幾つか終了することになった。これらのプログラムの多くがニッチ指向の実験的なものであったことを考えれば、この間の動