12月にもリリースが予定されているDebianの最新バージョン。しかし、同梱する予定のFirefoxについて、Mozilla側と論争が起こっている。 Debianの最新バージョンはEtchの名称で12月のリリースが予定されているが、同ディストリビューションに同梱するWebブラウザとして、Mozillaが権利を所有するFirefoxを収録することが希望されている。この件に関するMozilla側からDebianに対する返答は、そうした形態でリリースする場合、同ソフトウェアの付属アートワークを外すことはできないという旨のものであった。法律関係の専門家によると、著作権法と商標法を正しく用いていれば、こうした問題はそもそも生じなかったはず、ということになる。 知的財産保護を専門とする法律家で、以前にOpen Source Initiativeの相談役を務めていたラリー・ローゼン氏がNewsForge